“Beatmania IIDX是什么?”的版本间差异
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2016年1月7日 (四) 10:01的版本
beatmania IIDX (片假名:ビートマニア ツーディーエックス,中文一般译作“狂热节拍IIDX”)是一款DJ模拟型的街机音乐游戏,由科乐美公司(现科乐美数码娱乐)于1999年发布第一作。是『beatmania』的派生作品。属于BEMANI系列。
beatmania IIDX | |
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游戏类型 | 音乐下落式街机游戏 |
开发商 | KONMAI数码娱乐公司 |
发售商 | KONMAI数码娱乐公司 |
游戏系列 | BEMANI系列 |
人数 | 1 - 2 (线下对战) |
营运日期 | 1999年2月26日(初代) |
1999年7月27日(substream) | |
1999年9月30日(2nd style) | |
2000年2月25日(3rd style) | |
2000年9月28日(4th style) | |
2001年3月27日(5th style) | |
2001年9月28日(6th style) | |
2002年3月27日(7th style) | |
2002年9月27日(8th style) | |
2003年6月25日(9th style) | |
2004年2月18日(10th style) | |
2004年10月28日(IIDX RED) | |
2005年7月13日(HAPPY SKY) | |
2006年3月15日(DistorteD) | |
2007年2月21日(GOLD) | |
2007年12月19日(DJ TROOPERS) | |
2008年11月19日(EMPRESS) | |
2009年10月21日(SIRIUS) | |
2010年9月15日(Resort Anthem) | |
2011年9月15日(Lincle) | |
2012年9月19日(tricoro) | |
2013年11月13日(SPADA) | |
2014年9月17日(PENDUAL) | |
2015年11月11日(copula) |
『beatmania IIDX』(ビートマニア ツーディーエックス)は1999年にコナミ(2006年3月よりコナミデジタルエンタテインメントが継承)が稼働しているDJシミュレーションの音楽ゲーム。『beatmania』の第2バージョンであり、BEMANIシリーズの1つである。
シリーズ概要
『beatmania』の操作デバイスにボタンを2つ追加し、さらにエフェクト機能の強化を図った機種。3rd styleからEMPRESSまではPlayStation 2にも移植されている。通称IIDX、弐寺[1]、7鍵など。前身に当たる『beatmania』が既にシリーズを完結したため、現在では「beatmania」「ビーマニ」と呼んでも本シリーズを指すことがある。なお当初は「beatmania II」がシリーズタイトルであり、「DX」は筐体のバージョンという位置づけであった(詳細は後述)。
『beatmania』のアンダーグラウンド的なアプローチとの差別化を図るために、メロディアスできらびやかな音楽が特徴である。中期はハウスやトランス、ユーロビートなどの楽曲を多く収録している傾向にある。また、近年ではハッピーハードコアやガバなどのハードコアテクノが多く収録されるようになっている。
筐体概要
設置されている店舗により異なる場合もあるが、以下では一般的な筐体について記述する。
『beatmania IIDX』のアーケード版筐体は2人分の操作デバイス、エフェクターデバイス、ワイドディスプレイ、スピーカー、照明、ボディソニック機能を備えた床部等(9th style以降に関してはカードリーダーも)によって構成されている。
操作デバイスは7つのボタン(鍵盤)とターンテーブル、STARTボタンから成り、左右に2人分ある。基本的に前身の『beatmania』に準ずるものだが鍵盤の配置間隔、ターンテーブルの配置位置(1Pは左部、2Pは右部に設置)が異なる。ターンテーブルの配置の違いから、プレイサイドによって同一の譜面であってもプレイ感覚が変わる。
ゲーム画面であるワイドディスプレイの下にはエフェクターとEFFECTボタン、VEFXボタン、そしてプレイ中の曲名などが流れるマーキー領域(記号、0~9およびA~Zの英字を表示できる16セグメントLEDが9つ並んでいる)が存在する。
家庭用
thumb|200px|家庭用のコントローラ。上が1P配置、下が2P配置 PlayStation 2用ビデオゲームとして発売されている。専用コントローラも用意されており、キー部分のユニットを取り外し回転させて接続することで両プレイサイドに対応している。アーケード版の操作デバイスに比べるとキー間隔・サイズ・ターンテーブルの高さなどに多少の差異がある。[2]よりアーケード版に近いプレイ感覚を求めるプレイヤーのために、実寸に忠実なサイズで作られたコナミ製の「アーケードスタイルコントローラ」や主に中国で制作されている個人製作コントローラ(DJ Ningコン、DJ Daoコン)なども販売されている。
2009年10月15日に発売された『beatmania IIDX 16 EMPRESS+PREMIUM BEST』をもって家庭用PS2版での発売は終了した。
2015年9月2日にてKONAMIのe-AMUSEMENT CLOUD(自宅にいながらアーケードゲームが遊べるサービス)にて、SIRIUSの内容が入ったbeatmania IIDX INFINITASが発表、すでにサービス開始してる麻雀格闘倶楽部や天下一将棋会と違い、こちらは家庭用扱いになっている。 2015年12月1日より、beatmania IIDX INFINITASが正式サービス開始となった。『beatmania IIDX 16 EMPRESS+PREMIUM BEST』以来、約6年ぶりの家庭用となる。
基本ルール
操作デバイスの違いを除き、基本的に『beatmania』に準ずる。判定・2種のグルーブゲージなどの扱いもほぼ同じだが、本シリーズは判定・ゲージ増減等が比較的緩やかに設定される傾向にある(減少型グルーブゲージでGREATの数に応じゲージが回復する、など)。
特殊なノート
- チャージノート(CN)
- SIRIUSから登場。
- オブジェの始点でボタンを押した後、終点までボタンを押し続け、終点でボタンを放さなければならない。判定はオブジェの始点と終点の二回行われる。終点でボタンを放さないとミスになる。
- 他シリーズにも同じようなシステムに『DDR』のフリーズアロー、『GuitarFreaksXG』『SOUND VOLTEX』のロングノート、『REFLEC BEAT』のロングオブジェクト、『初音ミク Project DIVA』のHOLDマーカー、『maimai』のHOLDなどが存在するが、終点でちょうど離す操作を要求されるのはアーケードゲームでは『Keyboardmania』のロングノートぐらいである。終点にも判定があるものとしては他に『maimai』のHOLDリングがあるが、こちらは始点と終点合わせて1つの判定であり、始点のタイミングが合ってさえいれば、終点前に離してしまったり終点で押しっ放しにしてしまってもコンボが切れることはない。
- バックスピンスクラッチ(BSS)
- SIRIUSから登場。
- オブジェの始点でスクラッチ操作を行った後、終点まで最初にスクラッチ操作を行った方向にターンテーブルを回し続け、さらに終点と同時に回転させていた方向と逆方向にスクラッチを行わなければならない(例えば、最初のスクラッチを右に回転させた場合は、終点まで右回転させ続け、終点で左回転させる)。要はチャージノートのスクラッチ版。判定はチャージノートと同様。
- beatmania 7thMIXで追加された「1回転スクラッチ」とは「ターンテーブル用のレーンに配置される、始点と終点のあるノート」という点で似るが、実際に要求される操作は全く異なる。
- ヘルチャージノート(HCN)
- copulaから登場。
- チャージノートにグルーブゲージ増減仕様が加わったノート。
- 鍵盤を押している間はグルーブゲージが増加し続け、押していない間は減少し続ける。
- 一度鍵盤を離しても、再び鍵盤を押すことでグルーブゲージを増加させることができる(ただしコンボは消失する)。
- BSSのHELL CHARGEも存在する。
- copulaでは一部の従来型のCN使用楽曲に、このノートに置き換えた「(HCN ver.)」が後述するLEGGENDARIAフォルダに追加されている。
クリア評価
いくつかの評価基準が存在するが、いずれも基本的に正確にプレイするほど高い評価を受ける。
- ステージクリア・失敗
- 各プレイごとに判定。グルーブゲージの残量で判定され、曲終了時にレッドゾーンにあればクリア。グルーブゲージのタイプは増減幅に差異はあるが、規定値以上がレッドゾーンとなる「通常型」と全てレッドゾーンだが0%になると曲が強制終了となる(最後まで0%にしなければクリアとなる)「減少型」に分けられる。ゲージは常に偶数の値で表示される。
- 7th style以降(9th styleを除く)では見逃しPOORを連続して50回出すと放置あるいは放棄したとみなされ曲の途中でも終了になり、クリア失敗になる(強制終了する前に「RETIRE?」の文字とその旨の警告が表示される)(IIDX RED~Lincleまではゲージの数字が点滅、tricoro以降は「RETIRE?」の文字が出るようになる)。
- スコア
- 各プレイごとに判定するほか、その回のプレイを通してのものも計上される。beatmania時代から使われている20万点スコア制と、JUST GREATを2点・GREATを1点、GOOD以下は0点とする方式(EX SCORE)が存在。現在は前者はほぼ形骸化し[3]、後者がスコアグラフ表示で使用されるなど重要視されている。
- クリア状況
- 個人データを使用している際に選曲画面やデータ管理ページ・モードなどで表示されるもの。クリアの合否のほか、フルコンボ達成やオプション使用によるクリアなども反映される。
- DJ LEVEL
- 1プレイ総合成績は初期からResort Anthemまで、曲単位では6th style以降に実装。現在は前述のEX SCOREの達成割合によりAAA,AA,A,B,C,D,E,Fの8段階で判定されている。これも選曲時やデータ管理において確認が可能。
- DJ POINT
- プレイヤーのプレイ達成度を測る指標になる。今までにプレイした曲全てのEX SCORE及びDJ LEVEL、ならびにクリアした状況(フルコンボ~クリア失敗)を元に算出される。プレイした曲の難易度毎の成績を総合して計算され、それらのうち最も高い値がそのプレイヤーのポイントとなる。ポイントはシングルプレー・ダブルプレー別に算出。
モード解説
ゲームをスタートするとカード認証画面を経てプレーモード、次いでゲームモードの選択をする。家庭用では、スタート直後にゲームモードの選択を行う。
プレーモード
- SINGLE PLAY 人数:1~2人
- 入力デバイスのうち1人あたり片側半分、すなわち7つの鍵盤と1つのターンテーブルを使用するモードである。使用するサイドはカードを挿入した、またはSTARTボタンを押した側。2つの方式があり、選曲中にオプションで切り替えることができる。
- 2P PLAY(COUPLE PLAYと呼ぶこともある)
- 後述のDOUBLE PLAYの譜面を左右に分割して2人でプレイする。
- BATTLE PLAY
- SINGLE PLAYの譜面を両側それぞれでプレイする。アーケード版では互いに違う譜面難度を選ぶことが可能(難度で曲調が変化するものは不可)。BEGINNER、段位認定ではこちらが強制的に適用される。プレイリザルト時にスコア(STANDARDは20万点方式・EXPERTはEXスコア)に応じ勝敗が判定される。
- DOUBLE PLAY(DP) 人数:1人
- 入力デバイスの全て、すなわち14つの鍵盤と2つのターンテーブルを1人でプレイするモード。基本的には1クレジットではFREEと段位認定のみが選択でき、2クレジット分の料金により全てのメニューが選択できるようになる。ただしダブルプレーは上級者のプレイするゲームモードであり、初心者を対象としたモード(TUTORIAL・BEGINNER)やBEGINNER譜面は存在しない。1クレジットで全てのメニューが選択出来る設定(通称:ジョイント設定)がアーケード版HAPPY SKY以降実装されていたが、SPADAではジョイント設定が廃止され、シングルプレーとダブルプレーが統合された。STANDARDなどではHARDゲージも若干ゲージ減少率が緩く調節されている。
ダブルプレーは1人用であり、2人以上ですることはルール違反である[4]。
ゲームモード
以下の記述は、基本的に「アーケード版の最新作(現在は"copula")」を基準とする。コインプレーとPASELIプレーで以下の差別化が図られている。
- コインプレー
- STANDARDでEXTRA STAGE進出不可。
- STEP UPの因果律フォルダがLEVEL 10までしか選曲できない。特定の条件で一時的に撤廃可能。
- PASELIプレー
- Vディスクが毎回7枚チャージされる。このVディスクをSTANDARDで使用することによって様々な特典が受けられる。
- EXTRA STAGEがプレー可能。Vディスク使用で、無条件でEXTRA STAGEがプレー可能。
- EXTRA STAGEで『LEGGENDARIA』フォルダが出現。
- クリアに失敗しても、Vディスク使用でプレーを継続可能。
- 「DJ VIP PASS BLACK」が使用可能。
- スコアグラフで、beatmania IIDX 22 PENDUAL終了時の自分のゴーストスコアが『前作ゴースト』として選択できる。
- プレーごとの基本DELLAR、今日のイチオシ楽曲をプレーした時のDELLAR倍率が1.5倍。
- STEP UP
- グルーブゲージタイプ:通常型(HARD, EX HARDオプション適用時は減少型)
- Lincleで新たに設置されたモード。指定された曲をクリアしゴールを目指す。シングルプレー・ダブルプレーのいずれのモードでも選択可能で、プレー結果に応じて難易度が昇降するため、初級者から上級者まで幅広いレベルのプレイヤーが遊べるようになっている。
- プレイヤーは分身であるクプロとなり、バージョンによって様々な設定[5]の下、ステージごとに課題曲をクリアすることで獲得できる手形・スタンプを3つ集める事でゲームが進む。
- クリアの成否にかかわらず、1クレジットで3曲プレイできる。また、後述のFREEモード同様、1クレジット中に同じ譜面を何度もプレイ可能である。
- STANDARD
- グルーブゲージタイプ:通常型(HARD, EX HARDオプション適用時は減少型)
- 標準的なモード。選曲リストから任意の曲・譜面を選択し、クリアを目指す。1ST STAGEのみ、LEVEL 5以下の譜面を選ぶとクリア出来なくても次のステージに進むことができる。前述の通り、コインプレーでは3ステージで終了となるが、PASELIプレーでは条件を満たすことで追加ステージ(EXTRA STAGE、ONE MORE EXTRA STAGE)に突入する。
- PASELIプレーにした際、追加PASELIを支払うことで以下の特典を持った「DJ VIP PASS」が適用される。
- DJ VIP PASS GOLD
- クリアの可否にかかわらず、3曲プレイ保障となる。
- DJ VIP PASS PLATINUM
- GOLDの特典に加え、1ST STAGEから全難易度選曲可能。
- DJ VIP PASS BLACK
- PLATINUMの特典に加え、同じ楽曲を何度も選曲可能。この項目のみ、Vディスクが100枚貯まった状態で自動的に発動される。
- FINAL STAGEでレベルを問わずに、EXTRA STAGE進出などの特典も追加されている。
- copulaでは発動するか持ち越すかを任意で選択できるようになった。
- 段位認定
- グルーブゲージタイプ:減少型
- 7th style以降で追加されたモード。腕前に合わせて七級(PENDUALまではダブルプレーの下限は五級)~一級・初段~十段・皆伝(DistorteDより登場)が用意されており、それぞれ規定の4曲(PENDUALまではダブルプレーは3曲)からなるコースをプレイするモード。譜面に直接変化の現れるオプション(STYLEオプション、ASSISTオプション、FLIPオプション)、ゲージの増減に関するオプション(GAUGEオプション)は使用できない。グルーブゲージが30%以下の時にはゲージの減少が緩くなる補正(通称:30%補正)がかかる。
- 取得した最高段位はプレイヤー情報に表示される。取得した段位によってSTANDARDで各ステージ毎に選曲可能になる難易度の上限が変化する。また、PASELI限定で特定の操作を行うことでEX段位ゲージに切り替えて挑戦することができる(減少量は通常の段位ゲージとHARDゲージの中間ほどで、30%補正もかからない)。
- PENDUALでは未来バージョンでプレーした場合、MIRROR(DPの場合はFLIP+両サイドにMIRROR)が掛かる。現代バージョンでは今まで通り正規譜面のままになる。
- copulaでは、MIRROR段位・EX段位が正式オプション化し、VEFXボタンでいつでも挑戦可能になった。また、PASELI限定だったEX段位もコインプレーで挑戦できる。
- 他機種では、『SOUND VOLTEX』シリーズのスキルアナライザー、『jubeat saucer fulfill』のコースモード、『REFLEC BEAT groovin'!!』のリフレク道場、バンダイナムコゲームス『太鼓の達人』の段位道場が当てはまる。
- EXPERT
- グルーブゲージタイプ:減少型
- テーマに合わせて作られたコースを選択し、決められた曲順で続けてプレイするモード。減少型グルーブゲージを曲間で持ち越し、最終ステージまで0%にしなければクリアとなる。段位認定同様にグルーブゲージが30%以下の時には30%補正がかかる。譜面難度はNORMAL、HYPER、ANOTHERを選択できる。曲間でのプレイオプション変更は、プレイ中に変更できるものに限られる。tricoro・SPADAで廃止されていたが、PENDUALで復活した。copulaでは現時点で実装されていない。
- PENDUALでは以下の変更点がある。
- 全コースが4曲構成に変更。
- GAUGEオプションでEASYが使用不可。
- EXPERTモード専用楽曲を含んだコースが入る「SECRET」、ランダムに楽曲が選ばれる「RANDOM」が追加。
- PASELIプレー時にDJ VIP PASSを適用すると、以下の特典が追加される。
- 曲数保障の追加(GOLD:2曲保障、PLATINUM:3曲保障、BLACK:全曲保障)。
- GAUGEオプションでHARD、EX HARDに切り替え可能。適用した状態で完走するとそれぞれ記録される。
- 「RANDOM LEGGENDARIA」、「RANDOM LEGGENDARIA ANOTHER」コースを選択可能。
- インターネットランキング(IR)対象コース
- 期間限定で全国のプレイヤーとスコアを競うインターネットランキングに対応したコース。期間ごとに決められたコースをプレイするとスコアが記録され、公式サイトなどでランキングが表示される。ランキング期間外でもプレイは可能。携帯サイトの情報や筐体のコース選択画面で表示されるスコアはサーバー提供終了まで更新される。
- 裏コース
- IR対応コースをEFFECTボタンを押しながら選択することで遊ぶことが出来るコース。「アーティスト別」「以前のバージョンで登場したコースの再収録」「タイトルに特定の文字がある」「譜面傾向」など、表のコースに比べ一風変わったステージ編成のものが多い。Lincleにて廃止された。
- ランキングコース
- 選曲頻度の集計によって選ばれた楽曲で組まれたコース。集計対象は全国の選曲回数上位の楽曲を続けてプレイする「HIT CHART」、全国の月間選曲回数上位の楽曲を続けてプレイする「MONTHLY HIT CHART」の2つがあり、それぞれにPLATINUM(4~1位)・GOLD(8~5位)・SILVER(12~9位)・BRONZE(16~13位)の4コース、計12コースが用意されている。
- 店舗オリジナルコース
- 筐体毎に設定出来るコース。来店者からコース案を募集して設定する店舗などもある。
- プレイヤーオリジナルコース
- 携帯サイトで設定する4曲設定のコース。自分が設定したコースやIDを入力して登録するオーダーコースを自分のエントリーカードに設定しプレイする。さらに自分で登録したライバルがエントリーカードに登録しているコースや、全国で登録されたコースの中からランダムで選ばれるNETWORK RANDOMが選択できる。自作コースとオーダーコースに関してはランキングも閲覧できる。
- 家庭用でも最初期よりオリジナルコース設定機能が存在。こちらは5曲設定(6th styleは5~10曲までの任意)。
- MY BESTコース
- エントリーカードを使用している場合のみプレイ可能で、その時点での選曲回数上位4曲によって構成されるコース。また、ライバルを登録している場合はライバルのMY BESTコースもプレイできる。
- SECRETコース(PENDUALで追加)
- STANDARDなどでプレーできない専用楽曲が含まれており、専用ゲージを貯めることで通常の選曲画面に常駐させることができる。
- RANDOMコース(PENDUALで追加)
- 選曲できる全ての楽曲から、ランダムで4曲が選出される。時の砂時計を使用することでコース内容を3回まで再抽選可能。
- RANDOM ALL
- 全曲からランダム。
- RANDOM NEW SONG
- PENDUALの楽曲からランダム。
- RANDOM LEGGENDARIA(DJ VIP PASS追加時限定)
- LEGGENDARIAフォルダの楽曲からランダム。
- RANDOM LEGGENDARIA ANOTHER(DJ VIP PASS追加時限定)
- 1~3曲目はLEGGENDARIAフォルダのANOTHER譜面で固定され、4曲目はLEGGENDARIAフォルダ内に存在する専用譜面からランダム。
- FREE
- グルーブゲージタイプ:通常型(HARD, EX HARDオプション適用時は減少型)
- 基本的にはSTANDARD同様だが、全曲選曲可・クリアの可否にかかわらず2曲プレイ保障となる。Lincle以降、2人でプレーする場合は3曲プレイ保障のFREE PLUSモードとなる。
- 家庭用ではステージの概念自体が無く何曲でもプレイできる。
- HAZARD
- グルーブゲージタイプ:減少型(コンボが切れた瞬間にクリア失敗)
- アーケード版EMPRESSより追加されたモード。FREEモードを選択後、黒鍵全押しで出現する。演奏中にコンボが切れた瞬間にクリア失敗になる上級者向けモード。クリアの可否にかかわらず4曲プレイ保障。[6]
- 家庭用DJ TROOPERS以降にはHARDオプションの拡張機能として搭載されている。
- PREMIUM FREE(PASELI非対応店舗は選択不可)
- グルーブゲージタイプ:通常型(HARD, EX HARDオプション適用時は減少型)
- Resort Anthemより追加された電子マネーPASELI専用のFREEモード。通常のFREEモードが2曲制限なのに対し、こちらは時間貸し切り制で、選択した時間の許す限り何曲でもプレイできる。
- 楽曲を選択して決定後、および楽曲プレイ中に時間が無くなった場合は、選択した曲もしくはプレイ中の曲は最後までプレイが可能。
- なお、選曲画面でVEFXボタンとEFFECTボタンを同時に押すことで、強制的に終了することもできる。
以下はアーケード版旧作及び家庭用のモードである。
- LIGHT7/LIGHT14
- グルーブゲージタイプ:通常型(HARDオプション適用時は減少型)
- 3rd styleから登場のデフォルト表示及び難易度別ソートの基準がLIGHT7のモード。曲選択時にVEFXボタンを押しながら決定することで7KEYS譜面をプレイすることも可能。なお、7th style以降は1曲目をクリアできなくてもゲームオーバーにならなかった。8th styleまではこちらのモードでもEXTRA STAGEは出現した。
- 7KEYS/14KEYS
- グルーブゲージタイプ:通常型(HARDオプション適用時は減少型)
- デフォルト表示及び難易度別ソートの基準が7KEYSで、旧作では標準のプレイモード。EFFECT・VEFXボタンを押しながら決定することでそれぞれLIGHT7・ANOTHER譜面のプレイも可能(家庭用ではSELECTボタンで譜面種別の表示(3rd style~5th style)またはトグル(6th style以降))。なお、家庭用は3+1曲設定である。このモードは1曲目でもクリアできないとゲームオーバーになる。HAPPY SKYでLIGHT7ともどもSTANDARDに統合された。
- ARCADE MODE
- グルーブゲージタイプ:通常型(HARDオプション適用時は減少型)
- 家庭用8th styleからLIGHT7/LIGHT14と7KEYS/14KEYSがこちらのモードに統一された。現在のSTANDARDに対応するモード。
- SURVIVAL MODE(家庭用4th style、5th styleのみ)
- グルーブゲージタイプ:減少型
- そのバージョンに収録される全楽曲を決められた順に全てプレイする。基本的なルールはEXPERTと同じだが、5面毎に休憩画面が入る。リザルト画面がゲームオーバーかオールクリアーまでは出てこないのも特徴。
- DRILL MODE(家庭用5th Style、6th styleのみ)
- グルーブゲージタイプ:課題による
- 「180000点以上でクリア」といったような課題をクリアしていくモード。beatmania IIDXをプレイする上で必要なテクニックを身につけていくための「基本編」「応用編」と特殊な状況下や特殊なクリア条件を課せられる「特別編」の3つから成り立っている。
- MASTER'S MODE(家庭用7th styleのみ)
- グルーブゲージタイプ:減少型(増減幅大きめ、回復アイテム・最大値増加あり)
- 自分でプレイ曲順を選択できるSURVIVAL。相違点は
- 面クリアごとにゲージの最大値が2%増加する(最高198%まで)
- 途中経過をセーブできる
- 選曲を間違った場合、STARTボタンを長押しで直前の選曲画面に戻れる(ペナルティなし)
- グルーブゲージが0%になった場合、即座にMAXに回復する回復アイテムがある
- ステージクリアごとにリザルトが見られる
- といった点。ゲージの変化量は普通のEXPERTモードと違って大きめ(段位認定モードと同じ)
- TRAINING
- グルーブゲージタイプ:任意
- 練習に特化したモード。曲自体のスピードを変えたり、一部の小節だけをプレイしたりすることができる。
- TUTORIAL
- グルーブゲージタイプ:通常型
- 初めてプレイするプレイヤーを主眼とした、プレイの基本を学ぶモード。SINGLE PLAYのみ。
- 先生役のキャラクターから操作説明を受けた後で2曲をプレイする構成であり、全部で6つのレッスンが用意されている。
- Lincle以降ではそのバージョンを初めてプレイしてから数回、チュートリアルをプレイするかどうかのメッセージが表示されるようになったため、独立したゲームモードではなくなった。
- BEGINNER
- グルーブゲージタイプ:通常型(増減・レッドゾーンの量に差異あり)
- 簡単な譜面が用意された初心者向けのモード。シングルプレーのみ。
- 10th styleまでは難易度が1のNORMAL・HYPER相当の譜面、IIDX RED以降ではNORMALよりさらに難度を落とした専用難度「BEGINNER」の譜面から選曲する。バージョンにより差異があるが、高難度化プレイオプションに制限がかかる、ゲージの増減が緩やか、ゲージが60%以上でクリア、譜面落下の速度が一定といったSTANDARDモードとの差異が見られる。
- PARTY(SIRIUS)・STORY(Resort Anthem)
- グルーブゲージタイプ:通常型
- 初心者~中級者の上達のサポートを目的としたモード。GOLIデザインのキャラクターたちがDJをするという設定でストーリーが進行する。
- SIRIUSのPARTYモードでは全6ステージでBEGINNER譜面からNORMALでレベル6までの曲がステージごとに振り分けられており、その中から選択する。曲ごとの成績に応じて観客数、ファン数が増えステージごとに設定されている必要ファン数をクリアすれば次のステージへ進むことができる。スタッフによると、「初段合格までのサポート」を目的としている。
- Resort AnthemのSTORYモードでは5段階の難易度レベルが選択可能で、各レベルで選択出来る楽曲は異なっている。またどのレベルでも同じストーリーが展開する。最高レベル5の楽曲は難易度☆10~12の楽曲で構成されており、上級者・熟練者でも遊べるようになっている。ステージは1章6ステージで構成され、全部で3章、合計18ステージある。
- 3曲保障されているので、途中でクリア失敗になっても次のステージに進むことが可能。
- LEAGUE(e-AMUSEMENT未接続・e-AMUSEMENT PASS未使用・段位未取得時は選択不可)
- グルーブゲージタイプ:通常型(HARDオプション適用時は減少型)
- SIRIUS・Resort Anthemで追加された全国のプレイヤーと腕を競い合うことが出来るモード。
譜面と難度指標
譜面タイプ
演奏する楽曲には難度の異なる複数の譜面が用意されている。NORMAL、HYPER、ANOTHERの3つの譜面タイプが主に使われる。それぞれ青・黄・赤で色分けされている。
- NORMAL
- HAPPY SKYからの呼称。IIDX REDまでのLIGHT7/LIGHT14に相当する。
- HYPER
- HAPPY SKYからの呼称。IIDX REDまでの7KEYS/14KEYSに相当する。
- ANOTHER
- HYPERの上位に位置する譜面タイプ。同名のbeatmaniaの譜面タイプ同様に標準の譜面とは別個に用意された譜面を指し、類型としては以下のようなものに分けられる。
- 単純に高難度化した譜面
- 曲調が変化する譜面(楽曲によっては曲名も変化し、全く別の曲になる)
- 当初はそれほど多く用意されておらず「おまけ」の意味合いが強く後者が多かったが、プレイヤースキルが全体的に上昇している昨今においては「HYPERより難しい譜面」と扱われ、前者がほとんどの曲に用意されている。ちなみに、難易度が同等もしくはANOTHERよりHYPERが難しい曲も収録されている。
- BEGINNER
- BEGINNERモード専用に作られた譜面(Lincle以後はSTEP UPモードへ統合)。易・普・難の3段階の難易度が設定されていたが、copulaでは1・2・3と数字表記に変更された。
- 黒ANOTHER
- 家庭用DJ TROOPERSで登場した、ANOTHERのさらに上位に位置する譜面タイプ。対応曲のANOTHERをクリアするか、段位認定モードでプレイすることでFREEモードでのプレイが可能になる。難度表示は「ANOTHER」の文字を黒抜きしたものとなっている。アーケード版には存在していない(復活した一部楽曲のANOTHER譜面が、家庭用の黒ANOTHER譜面に差し替えられたケースもある)。SPADAでは後述する「LEGGENDARIA」フォルダ楽曲に黒ANOTHERに相当する譜面が収録されている(隠し曲扱い)。
家庭用においては、これら以外の特殊な譜面が用意されることがある。
譜面難度
各譜面の難度は数値で表現され、数値が高いほど難しい譜面であることを示す。難易度の段階は譜面難度の上限が上がるにつれ何度か見直されており、5段階→7段階(2nd style以降)→7段階(5th style以降)→7+1段階[7](6th style以降)→8段階(10th style)→8+1段階(IIDX RED)と上限が引き上げられていった。HAPPY SKYにおいて、それまでの基準を踏まえたうえで12段階となり現在に至っている。またこの際、従来は難易度の設定がHYPER譜面と同じになっていたANOTHER譜面についても難易度が設定された(家庭用ではIIDX REDにてANOTHER譜面にも8+1段階の難易度標記が実装された)。ちなみに5th styleはレベル7の漢字表記が「極」と「禁」の2段階に分かれていた。またB4UのSP HYPER譜面は難易度がプレーサイド別に分けられていた(1P側は極で2P側は禁だった)。
例外として、GAMBOLのHYPER譜面はレベルが1なのにもかかわらず、判定が非常に厳しい。このため、上級者も大苦戦するほどである。
CLEAR RATE / FULL COMBO RATE
アーケード版のみ表示される指標。e-AMUSEMENTを使用した全プレイの通算クリア率を表示する。FULL COMBO RATEはHAZARDモードでCLEAR RATEの代わりに表示される。
隠し曲
初期状態ではプレイできず、特定の条件が満たされることによって初めてプレイ可能となる曲を「隠し曲」と呼ぶことが多い。これまでに発売されたすべてのバージョンにおいて隠し曲が存在し、その出現条件は実に様々である。
プレイ記録に依存しない出現条件
以下に挙げるのは、1回のクレジット・プレイで条件を揃えることができるもの。
- 一定以上のスコアまたはコンボを記録する
- 隠し曲に関連性のある楽曲をクリアする
- RANDOM SELECTで引き当てる
- 規定条件を達成した上で、RANDOM SELECTを選択する
- 特殊なコマンドを入力する
- 曲に複数のバージョンが用意されており、選曲時にランダムで選択される
プレイ記録に依存する出現条件
以下に挙げるのは、1回のクレジットでは条件を揃えられないもの。e-AMUSEMENTに対応した9th style以降、カードに保存されるプレイ記録などが条件となる。
- エントリーカードを使用する、一定回数プレイする
- 一定以上のDJ POINTを獲得する
- 指定された曲をプレイしてクリアランプとスコアを保存する
- 過去のプレイで一定以上のスコアまたはコンボ、特定の記録(ランクボーダーなど)を達成する
- 指定スタイルでプレイ
- 複数のエリア・店舗でプレイする
- BEMANIシリーズの他タイトルをプレイし条件を満たす(内容によっては1回のクレジットで条件を満たすことが可能)
- STEP UPモードをプレイすることで獲得できるクプロパーツ使用し、自身のクプロを特定の組み合わせでカスタマイズする。
- 「ぼくらの宇宙戦争」「Qprogue」等、イベントをこなす
EXTRA STAGE専用曲
通常の最終ステージにあたるFINAL STAGEにおいて通常のEXTRA STAGE出現条件に加え、さらに一定の条件を満たすことで、EXTRA STAGEで専用の楽曲(EXTRA曲)が出現する。解禁前はこのステージでしか出現せず、7th style以降は条件達成時にFINAL STAGEの曲リザルトやEXTRA STAGE選曲画面で特殊な演出が用意されている。
ONE MORE EXTRA STAGE専用曲
EXTRA STAGEで一定の条件を満たしてクリアすると続けてONE MORE EXTRA STAGEに突入し、専用曲(ONE MORE EXTRA STAGE専用曲)をプレイすることになる。7th styleから導入された。出現条件は一貫してEXTRA STAGE専用曲ないしは特殊カテゴリーの曲すべてで一定の成績を取得するといったもの。EXTRA STAGE専用曲と同様に、条件達成時にはEXTRA STAGEのリザルト画面が専用のものに挿しかわる。
ONE MORE EXTRA STAGE専用曲はその作品の「ラストボス」として扱われ、アーケード版では下部LEDセグメントで専用の文章が流れるといった特殊な演出が用意されることもある。
特殊カテゴリー
「ボスフォルダ」とも。EXTRA STAGEにおいて特殊なカテゴリーが出現し、それを選択することでEXTRA STAGE専用曲をプレイすることができる。通常のカテゴリーとは異なり、一旦開くと特殊な選択画面に推移するため、他のカテゴリーに戻ることはできなくなる。 カテゴリーにおおよそ3~4曲が収録されているが、プレイするには曲・譜面ごとに設定された条件も満たす必要がある。また、カテゴリー内の曲をすべて一定の条件を満たしてクリアすることでONE MORE EXTRA STAGEに突入する。GOLD以降は特殊カテゴリーに加えて従来のEXTRA STAGE専用曲・ONE MORE EXTRA STAGE専用曲も存在する。 以下はシリーズ別のカテゴリーの名称である。
- CARDINAL GATE
- DistorteDの特殊カテゴリー。EXTRA4曲、ONE MORE EXTRA「嘆きの樹」。EXTRA曲は四神をモチーフにしている。
- VIP ROOM
- GOLDの特殊カテゴリー。EXTRA3曲、ONE MORE EXTRA「Sense 2007」。SILVER ROOM、GOLD ROOM、PRATINUM ROOM、BLACK ROOMにそれぞれ楽曲が設定されている。
- 突入毎に一定のGP(プレイ毎に蓄積される通貨)を支払う必要がある。
- MILITARY SPLASH
- DJ TROOPERSの特殊カテゴリー。2つの段階に分かれており、#1はEXTRA3曲(他BEMANI機種移植曲)、ONE MORE EXTRA「TROOPERS」。#1のONE MORE EXTRAをクリアすると#2に突入し、EXTRA4曲+ONE MORE EXTRA「MENDES」に挑戦となる。#2の楽曲は、アーティスト名に対応したボスに弾を撃ち込むというムービーが流れる。
- EMPRESS PLACE
- EMPRESSの特殊カテゴリー。EXTRA3曲、ONE MORE EXTRA「卑弥呼」。楽曲は楊貴妃、クレオパトラ、マリー・アントワネット、卑弥呼をモチーフにしている。
- ゲームプレイごとに配布される宝石が一定数蓄積されることで初めて突入可能になり、以降はカテゴリー内部で宝石を一定数献上することでEXTRA曲の譜面が解禁される。
- またEMPRESS PLACEイベント終了後では、特定の楽曲郡を全て好成績クリアしたうえで、それに対応する特定の楽曲をEXTRAステージでプレイしある条件を満たすと、それぞれ固有の3種類のONE MORE EXTRA曲「不沈艦CANDY」「Colorful Cookie」「BITTER CHOCOLATE STRIKER」に突入していた。
- PARALLEL ROTATION IIDX RED・HAPPY SKY・DistorteD・GOLD・DJ TROOPERS
- SIRIUSの特殊カテゴリー。各カテゴリーにREMIX1曲・CSからの移植2曲+全てを好成績でクリアすると隠しEXTRA1曲。全カテゴリーの隠しEXTRAで一定条件を満たすと、ONE MORE EXTRA「Almagest」に突入。
- それぞれ固有の条件を満たし、対応する同一過去バージョンの楽曲で連続プレイすると、それらに対応した5つのカテゴリーが出現する。そのバージョンに関連した楽曲が収録されている他、カテゴリ内ではBGMやプレイスキンなどがそのバージョンのものに変更されるといった演出がある。
- Lincle Kingdom BOSS
- Lincleの特殊カテゴリー。ただし他の作品と違いカテゴリー名は付けられておらず、STANDARDモードの最初に挿入される”ダンジョン選択画面”にて「太古の神殿」「太古の遺跡」を選択しておくことで、EXTRA STAGE進出時に強制突入する。
- 他のダンジョンにおいて条件を複数回満たすことで解禁されていく楽曲はほとんどが七つの大罪をモチーフとしており、悪魔の名前が付けられている。
- Phase1-2それぞれに対応するダンジョンで解禁される楽曲が3つあり、全てを好成績でクリアすると4つめのPhaseボス楽曲が追加。それをプレイした時に条件を満たせばPhase2もしくはONE MORE EXTRA曲「天空の夜明け」へ突入となるが、Phaseボス楽曲で条件を満たせなかった場合、もう一度それまでの3曲で条件を達成する必要がある。
- レイヤーにボスが登場し、クプロが敵に攻撃したり、ミスプレイするとクプロが攻撃を食らうなど、MILITARY SPLASH#2に近い戦闘演出がなされる。
- LEGEND CROSS
- tricoroの同名イベント期間中に出現した特殊カテゴリー。
- 5つのEXTRA曲は過去の2バージョンの融合がテーマとなっており、対応するバージョンで固有の条件を満たしペアを完成させることで譜面別に解禁される。
- その5曲である条件を満たすと、UNKNOWN EXTRA曲として「Thor's Hammer」が追加され、それを好成績でクリアするとONE MORE EXTRA曲「Plan 8」に突入。
- レイヤーはLincle Kingdom BOSSと同じ戦闘形式になっている。
- LEGGENDARIA
- SPADAでPASELIプレー時に、STANDARDのEXTRA STAGEにて出現する特殊カテゴリー。
- SPADAのEXTRA STAGE専用曲である「Spada†leggendaria」楽曲が収録されている(copulaではNORMAL~ANOTHERは除外された)他、上記の黒ANOTHER譜面にあたる専用譜面(通称:LEGGENDARIA譜面)も別曲として用意されている。
- この譜面は曲名の後ろに「†LEGGENDARIA」や「†」が付加されており、文字色も赤紫になっている。
- プレーするにはVディスクを消費する。
- copulaでも引き続き継続。
- PENDUAL稼動末期では一部のPENDUAL楽曲にも追加され、copula稼動初期ではCN未使用曲にHCNを追加した譜面・従来型のCN使用曲にHCNとして置き換えた譜面が収録されており、特殊な種類の譜面が集約されたフォルダとなっている。
- Chrono Seeker(コインプレーではFINAL STAGE、PASELIプレーではEXTRA STAGEで出現)
- PENDUALの同名イベント期間中に出現した特殊カテゴリー。
- ゲーム中に特定の条件を満たすことで結晶のかけらを入手できる。
- 現代バージョンと未来バージョンの間で同じ名前の結晶でも別扱いとなっており、入手条件は異なる。
- 解禁を進めていくとイベントが発生し、悪魔の結晶のアムドゥシアン「Symmetry」とマクスウェリオン「NEO GENERATOR SEVEN」が出現し、さらに解禁を進めていくと最終ボスであるラプラシア「Broken Sword」が出現する。
- レイヤーはLincleやtricoro時と違ってクプロが表示されない。
解禁
通例、毎バージョンのインターネットランキングが終了するタイミングで、隠し曲が無条件でプレイできるようになる。また完全隠し曲(出現条件が設定されておらず、どうやってもプレイできない曲)が新たに登場する。これを解禁と呼ぶ。このような曲でも多くは次回作になれば解禁となり、無条件でプレイできるようになる。
現在では大半の曲にANOTHER譜面が用意されているが、新規楽曲の一部ではその存在が伏せられていることがある。このような譜面は解禁が行われたり、特定の条件を満たすことでプレイできるようになる。また、後のバージョンでANOTHER譜面が追加される場合がある。
オプション
beatmania IIDXで使用可能なオプションやそれに関連するシステム事項その他を紹介する。 選曲中などの特定の画面でSTARTボタンを押しながら鍵盤やターンテーブルを操作することでプレイオプションが変更できる。
tricoroでのオプション
tricoro以降は全体的にオプションの見直しが行われており、操作方法やキーの割り当てなどは過去作から変更されている。 また、ゲームの難易度を下げるオプション(GAUGEオプションとASSISTオプション)のみに絞り込んだ初心者向けのビギナーオプションも用意されており、全てのオプションを使用するには通常オプションに切り替えなければならない。
- STYLEオプション
-
- RANDOM
- スクラッチを除く落下オブジェをレーン(鍵盤)単位でシャッフルする。
- S-RANDOM
- スクラッチを除く落下オブジェをノート単位でシャッフルする。
- R-RANDOM
- PENDUALで追加されたオプション。スクラッチを除く落下オブジェを正規譜面もしくはMIRROR譜面を1レーンずつずらしたレーン配置の中から配置が選ばれる。
- MIRROR
- オブジェの落下位置について1鍵と7鍵、2鍵と6鍵、3鍵と5鍵を入れ替える。4鍵及びスクラッチは変わらない。
- SYNCHRONIZE RANDOM(ダブルプレーでBATTLEオプションを使用した時のみ設定可能)
- 左右の譜面をランダムで左右同じ配置にする。
- SYMMETRY RANDOM(ダブルプレーでBATTLEオプションを使用した時のみ設定可能)
- 左右の譜面をランダムでシンメトリー配置にする。
- FLIPオプション(シングルプレー時は設定不可)
-
- FLIP(ダブルプレー)
- ダブルプレー時に、左右の譜面を入れ替える。STYLEオプション・ASSISTオプションを同時に設定していた場合は入れ替わった後に反映される。
- GAUGEオプション
- どのゲージも使用せずにプレイした場合、クリアランプの色は譜面に対応した色になる(NORMAL→青色、HYPER→黄色、ANOTHER→赤色)。クリアすれば点灯、失敗すると点滅。
- JUST GREATとGREAT(HARD・EX HARD適用時はやや少なめになってる)は回復量は同じであるが、HARD・EX-HARD適用時はGOODで回復しない仕様になってる。(通常・EASYでは半減と回復しくくなる。)
- ASSISTED EASY
- copulaより実装。ゲージ減少・増加率はEASYと変わらないが、クリアボーダーが60%となっている。使用してクリアすると「ASSIST CLEAR」になるが、フルコンボを達成した場合には「FULLCOMBO CLEAR」となる。
- EASY
- ゲージ減少量が通常ゲージの80%に抑えられている。EXPERTモードでは通常に比べゲージが減りにくく、増えやすくなる。使用してクリアすると「EASY CLEAR」となり、緑色のクリアランプが点灯する。
- 通常ゲージと同じで、1834ノーツを達すると、ゲージが回復しにくくなる仕組みがある。
- PENDUALのEXPERTモードでは使用不可。
- 初期の家庭用ではオプションではなくゲームレベル設定として収録されていた。プレイオプションとして使えるようになったのは6th styleから(これとは別個にゲームレベル設定はそのまま継続)。
- HARD
- 減少幅が大きい赤色の減少型ゲージになり、ゲージが0%になったら即終了。但し通常ゲージやEASYゲージと異なり、ゲージが0%になることなく最後まで演奏できたらクリア扱いとなるため、曲によってはこちらの方がクリアしやすくなることもある。なお、グルーブゲージが30%以下の時には30%補正がかかる。EXPERTモードでは通常に比べゲージが減りやすく、増えにくくなる(30%補正がかかるのも同様)。使用してクリアすると「HARD CLEAR」となり、白色のクリアランプが点灯する。ダブルプレー時はシングルプレー時より減少率が若干緩く調整されている(EXPERTを除く)[8]。
- EX HARD
- 減少幅が非常に大きい黄色の減少型ゲージになる(ゲージ全体も点滅する)。ゲージ回復はHARDと同じだが、減りは2倍になる上に、HARDと違って30%補正が掛からない。ゲージが0%になったら即終了だが、0%になることなく最後まで演奏できたらクリア扱いとなるのはHARDと同様。使用してクリアすると「EX HARD CLEAR」となり、クリアランプが黄色と赤色で交互に点灯する。
- RANGEオプション
-
- SUDDEN+
- 譜面表示部上部からレーンカバーが表示される。表示位置を調節できるため、HI-SPEEDと同じく可視情報の調整に使われる場合が多い。画面に紙やタオルなどを掛けることで異なる位置からオブジェを表示させようとするプレイヤーをヒントに実装されており、レーンカバーのカスタマイズデザインにもタオルが用意されている。
- HIDDEN+
- 譜面表示部底辺側から譜面を覆い隠すレーンカバーが表示される。演奏前や演奏中は任意に遮蔽開始位置を変えることが可能で、STARTボタンを押しながらターンテーブルを回すことで調整する。STARTボタンを素早く2回押すことでレーンカバーをなくすことも出来る。極稀にディスプレイの表示遅延を補う用途で使われることもある。
- SUD+ & HID+(HIDDEN+ + SUDDEN+)
- 上下のレーンカバーを同時に表示させることも可能。単体と同様に表示範囲を調整でき、完全に遮蔽することも可能。
- LIFT
- 判定ラインをデフォルトより上の位置にずらして表示する。STARTボタンを押しながらターンテーブルを回すことで位置を調整できる。判定ラインを自分の目線に合わせることが可能となり、SUDDEN+との併用も可能である。
- ASSISTオプション
- どれか一つでも使用してクリアすると「ASSIST CLEAR」となり、紫色のクリアランプが点灯する(GOLD以降。DistorteD以前はEASY CLEARと同じ)。家庭用においては、ASSISTオプション使用時は一切の記録が行われない。
- 5KEYS
- 7つある鍵盤の内、右側の2つを自動化する。自動化された鍵盤は見えなくなり、スコア算出の対象外となる。適用時にSW6を長押しすることで左側の2つを自動にすることもできる。以前はプレイモードの1つであったが、現在はプレイオプションの1つとなっている。[9]
- AUTO-SCRATCH
- スクラッチを自動化する。スクラッチオブジェが緑色で表示され、スコア算出の対象外となる。5KEYSの場合と違い、ターンテーブルを操作すると対応した音が鳴る。スクラッチが存在しない曲に使用してもASSIST CLEARになる。
- 5KEYS + AUTO-SCRATCH
- 5KEYSとAUTO-SCRATCHを同時に適用する。
- LEGACY NOTE
- チャージノートとバックスピンスクラッチを無効にし、先頭ノートのみにする。AUTO-SCRATCHや5KEYSと違い、チャージノートとバックスピンスクラッチが存在しない曲に使用してもASSIST CLEARにはならない。
- 5KEYS + LEGACY、AUTO-SCRATCH + LEGACY
- LEGACYを5KEYS及びAUTO-SCRATCHと同時に適用する。
- FULL ASSIST
- 5KEYS、AUTO-SCRATCH、LEGACYを同時に適用する。
- HI-SPEED
- 譜面の落下速度を早くする。同様の倍率でノートの縦間隔も広がるので打鍵タイミングは元のままであり、曲のテンポは変わらない。
- 等速では落下速度が遅く見辛いことが多いので、このオプションを用いることはデファクトスタンダードとなっている。そのためtricoro以降はオプション画面ではなく演奏画面でのみHI-SPEEDを変更することになる。STARTボタンを押しながら白鍵盤を1度押す毎に1段階減少、黒鍵盤を1度押す毎に1段階増加する。
- このオプションは10段階用意されており、それぞれ落下速度を元の1.50/2.00/2.25/2.50/2.75/3.00/3.25/3.50/3.75/4.00倍にする。Lincleまでの表記はHI-SPEED 0.5から5.0まで0.5刻みだったがtricoroでは実倍率で表示される。
- フローティングハイスピード
- tricoroで実装されたオプションで、譜面落下速度を0.50-10.00倍の範囲で0.01刻みで自由に調節できる。演奏画面でSTARTボタン+EFFECTボタンで切り替えると、RANGEオプション非使用時はスクラッチで倍率を調節できるようになり、RANGEオプションを使用しているとフローティングハイスピードを有効化した時の譜面表示時間(緑数字で表示される)に固定されるように倍率が自動調節される。
- 10キーオプション
-
- BATTLE
- ダブルプレー時に使用可能。両サイド共にシングルプレーの譜面でプレイする。10キーの1を押すことで適用される。LincleまではBATTLEオプションで独立していた。
- H-RAN(H-RANDOM)
- 家庭用では10th style以降、アーケードでもDJ TROOPERS以降の一部バージョンに実装。S-RANDOMと同時に適用すると16分以上の細かい縦連打が出ないようになる。このオプションを適用した場合、スコア・クリアの記録は行われない。10キーの2を押すことで適用される。
- EXPAND-JUDGE
- PENDUALで追加されたオプション。JUST GREAT、GREATの判定領域を通常時の4倍に拡大する。このオプションを適用した場合、スコア・クリアの記録は行われない。10キーの3を押すことで適用される。段位認定モード、HAZARDモードでは使用できない。
関連システム
基本のキー操作以外で設定するもの(バージョンによっては隠しコマンドが必要な場合もある)。
- スコアグラフの選択
- スコアグラフにおけるターゲットスコアを選択する。
- シングルプレー(1人プレイのみ)ではプレイしていない側に、ダブルプレーでは右側に3色のグラフが表示される。赤は任意の基準におけるスコア、青は現在のプレイにおけるスコアである。エントリーカードを使用している際は中央に自己ベストを表す緑が追加される。オプション指定の際にターンテーブルを回すと、この3色のグラフの内赤いグラフの基準を変更することができる。[10]
- ゴーストスコアの表示
- ターゲットスコアがベストスコアかライバルスコアの場合、ターゲットスコアとの差分をリアルタイムで表示する。ONにする場合、表示位置を3種類の中から選ぶことができる。BATTLE PLAYでは両プレイヤーのスコア差分を表示する。[11]
- 判定タイミングの表示
- JUST GREAT以外の判定を出したときにタイミングが早いときには青文字で「FAST」、遅いときには赤文字で「SLOW」と表示する。ONにする場合、表示位置を3種類から選ぶことができる。
- JUDGE
- ムービーの下部にノート判定の数をリアルタイムに表示する。BATTLEオプション適用時は、両サイドのそれらが同時に表示され、アスタリスクによって各判定をどちらが多く出しているかが示される。家庭用ではオプション設定で表示の有無を設定する。
- ソートプラス
- フォルダを閉じた状態で黒鍵盤を押すと曲リストの並び順が変更できる。家庭用では曲選択のSETTINGSカテゴリーから変更する。
- 判定タイミング調整
- 液晶モニターの描画遅延によって起きる判定のズレを調整する事で是正できる。家庭用はHAPPY SKY、アーケード版はtricoroから実装された。
- My Favoriteフォルダ
- 初出は家庭用9th styleで、アーケード版ではSPADAから実装。フォルダ内に自分の好きな楽曲のみで構成されたフォルダを作ることが可能。
- SP/DP切り替え(SPADAのみ「オープンユアワールドシステム」と命名されている)
- SPADAから実装。選曲画面で10キーの3を押すと、プレースタイルを変更することができる。
- EX-COMBO
- PENDUALから実装。プレー画面にて判定文字の横へコンボの代わりにEXスコアを表示する。BADやPOORが発生した場合でも横にEXスコアが表示される。
以前の作品でのオプション
以下の記述は基本的にLincle以前の作品で使用できたオプション。
- RANGEオプション
- HIDDEN+、SUDDEN+の実装により陳腐化していたせいか、tricoroで廃止された。
- HIDDEN
- 画面中央付近からオブジェが見えなくなる。リズム感に頼ることになり、譜面速度が遅いほど正確な打鍵が困難になる。
- SUDDEN
- 画面中央付近までオブジェが表示されなくなる。譜面速度が速いほど高い反射神経が要求される。HI-SPEEDと同じく可視情報の調整に使われる場合がある。
- HIDDEN + SUDDEN
- HIDDENとSUDDENを同時に適用する。この状態では画面中央付近以外でオブジェが視認できず、見える時間はほぼ一瞬となる(『Dance Dance Revolution』のSTEALTHなどと違い、ノートが見えるタイミングが存在する)。
- SUD+ & HID+とは挙動が異なり、完全に代用することが出来ない。
- SUDDEN+ TYPE B
- 初出は家庭用DJ TROOPERSで、アーケード版ではLincleのみ。
- SUDDEN+を使用して、STARTボタンを押しながらEFFECTボタン(家庭用はSELECTボタン)を押すとTYPE A・TYPE Bを切り替えることができる。
- ターンテーブルを使用して譜面表示時間を調整し、ハイスピードを変更することで自動的にSUDDEN+の長さが調節される。曲開始前のみ有効。
- TYPE A
- 従来のSUDDEN+と同様、手動でSUDDEN+の長さを設定する。
- TYPE B
- ハイスピード変更時、自動的にSUDDEN+の長さが調節される。
- WINDOW HOLD
- ステージプレイ中、通常は押している間だけ有効なSTARTボタンがトグル方式となる。ONの状態では鍵盤を叩くたびにHI-SPEED変更により譜面速度が上下し、HIDDEN+/SUDDEN+を適用していればスクラッチするたびにレーンカバーの範囲が変わる。
以下のオプションは適用した場合、スコア・クリアの記録は行われない(G.JUDGE、G.JUDGE-Aは家庭用のみ保存される)。
- RANDOM+
- スクラッチオブジェも含めた8ラインでシャッフルを行う。コマンド入力後、RANDOMオプションまたはS-RANDOMオプションをオンにすることで適用される(後者では8ラインすべてのノートがノートごとにシャッフルされることになる)。AUTO-SCRATCHや5KEYSとの併用及びEXPERTモードでの使用はできない。
- バージョンによっては曲決定からプレイ画面移行中に特定のボタンを押し続けると、そのレーンとスクラッチを入れ替えた後でRANDOMが適用される。
- MIRROR+
- スクラッチオブジェを含めた8ラインの落下箇所を左右対称に入れ替える。スクラッチオブジェの位置が異なる点から、プレイサイドによって入れ替わり方に違いがある。アーケード版ではRANDOM+とMIRRORを同時に使用することで、家庭用ではMIRROR適用時にSW2を長押しすることで適用される。
- REGUL SPEED
- 譜面のスクロールスピードがBPMに依存せず、HI-SPEED設定にのみ依存する。速度変化の著しい曲をプレイしやすくするのに有効。
- ALL-SCRATCH
- コマンド入力後、S-RANDOMをオンにすることで適用される。オブジェが全てスクラッチにアサインされるようになる。同時押しの場合は鍵盤にアサインされる。また、ダブルプレーの場合はスクラッチ側の鍵盤にアサインされるように補正が掛かっている。
- G.JUDGE
- 判定がGAMBOLのHYPER譜面と同等になる。つまり、判定が厳しくなる。
- G.JUDGE-A
- 判定がGAMBOLのANOTHER譜面と同等になる。JUST GREAT、もしくはBADしか出ない(スクラッチのみGREATが出る)。
予備知識
小型筐体・beatmaniaII
シリーズ開始当初は、『beatmania』のように若干小型化された筐体のリリースも予定されていた。この小型筐体の特徴としてSTARTボタンは中央のコイン投入口の両側に存在すること、ターンテーブルが小さいことなどが挙げられる。しかし現行の筐体(当初はデラックス版としての位置づけだった)を先行出荷したことによりこの小型筐体の受注が集まらず、小型筐体版の発売は中止された。小型筐体も一応完成まではしていたらしく1999年のアミューズメントマシンショー(AMショー)では2nd styleの小型筐体版(小型筐体に2nd styleを入れたバージョン)が参考出展され一般入場者もプレイすることができた他、PlayStation 2版6th styleにおける上級者のプレイムービーではこの筐体が使用されている。[12]模板:要出典範囲。
家庭用の開発会社
PlayStation 2版の制作は3rd style~6th styleまではコナミコンピュータエンタテインメントジャパン(KCEJ、後の小島プロダクション)であったが、7th style以降は家庭用『pop'n music』の開発元であったコナミコンピュータエンタテインメントスタジオ(旧KCEスタジオ)に変わっている(後にコナミグループのゲーム開発事業はすべてコナミ本社に吸収され、さらにコナミデジタルエンタテインメントという新会社に譲渡された。そのため、現在は開発会社の別はなくなっている)。
初期のbeatmania移植曲
beatmaniaIIDX初期(1st style)の頃、新曲とは別にbeatmaniaシリーズの一部楽曲が移植されていた。しかし当時はbeatmaniaの延長線にすぎなかったためなのか、7KEYSでプレイしても譜面は5KEYSという忠実な移植であった。その改訂版にあたるsubstreamでは新規に移植された楽曲には7KEYS譜面が搭載され、さらに1st styleの一部楽曲はANOTHER譜面として7KEYS譜面が追加されている。
しかしこれらの楽曲は3rd styleで全て削除されており、substreamに収録されたbeatmaniaシリーズ移植曲(「NaHaNaHa vs. Gattchoon Battle」を除く)と新規の譜面で復活した「20,November」を除いた楽曲は一度も復活していない。家庭用3rd styleでこれらのbeatmania移植曲の一部が隠し曲として収録されている。
その後家庭用DistorteDでBEMANIシリーズ10周年記念としてbeatmaniaシリーズの曲を復刻移植したことをきっかけに、家庭用タイトルでのbeatmania収録曲(およびbeatmaniaに移植されたことのある、別機種の曲)の復刻移植が定例化する。この際譜面は新たに7鍵盤用に作り直されているが楽曲の元データが残っていたものは完全新規、残っていないものについてはノーツ位置の変更という形を取っている。またこれらの復刻移植曲は、5KEYSオプションを使用することでbeatmaniaにおける譜面をプレイできるという隠し要素も備えている。
アーケード版隠し要素解禁の変化
オンライン非対応だった8th styleまではテストモードでのコマンド入力、オンラインに対応した9th style以降ではネットワークに接続して自動解禁という方法をとっている。オフラインで設置している店舗を考慮して9th styleと10th styleにはコマンド解禁の方法も搭載されていたが10th styleにて「解禁コマンドを解析してフライングで解禁」した店舗があり、またそのコマンドをインターネット上で公表した人物がいた。この事態を受けてスタッフは、10th styleにおいて従来よりも早く(インターネットランキング#01終了前)に解禁を行い、次回作であるIIDX REDより解禁方式をオンライン自動解禁方式に一本化した。そのためIIDX RED以降はオフラインで設置している店の場合、初期状態から一切隠し要素が解禁されないことになる。
行脚王
「DJ TROOPERS」から本格採用。各都道府県のゲームセンターで初めてプレイすると、『○○行脚』というメダルを獲得できる。これを利用し、日本全国のゲームセンターでbeatmania IIDXをプレイするプレイヤーがおり、各地方制覇で金メダルが、全47都道府県制覇でプラチナメダルを獲得できる。店舗数・筐体数もカウントされており、同じ都道府県でも、違う店舗や筐体をプレイしてカウント数を稼ぐプレイヤーもいる。
beatmaniaシリーズとの違い
収録曲の引継ぎ
『beatmania』シリーズでは過去に4回、前作まで収録されていた楽曲がすべて削除され収録曲を総入れ替えしたことがあった。これに対し『IIDX』シリーズでは前作まで収録されていた楽曲の大半は引き続き新作にも収録される。しかしすべてが引き継がれるわけではなく、外部レーベルの曲で提供元とのライセンス契約が切れた曲の他コナミオリジナル曲であっても人気・不人気に関係なく削除される曲が発生する。
なお、一度削除された楽曲でも後の作品で再び収録されることがある。9th styleの稼動時には事前に公式サイトで投票が行われ、大量の削除曲が復活することとなった。この「削除曲の復活」は4th styleで初めて採用され、その後は何曲かが削除されると共に何曲かが復活するという流れが恒例化している。
ムービー
beatmaniaシリーズ、Dance Dance Revolutionシリーズと同様に何通りもの汎用ムービーがあるが、IIDXシリーズの場合他の汎用ムービー使用曲との差別化を図るため、一部の曲には曲専用のアニメーション(「出力アニメ」、「レイヤー」などと呼ばれる。GREATやBAD・POORなどの判定・EXスコアに反応して出力されるものもある)が挿入される。
曲ロード中はムービー表示領域に現在のステージ数、曲のジャンル名・タイトル・アーティスト名が表示される(5th style~Lincleではそのバージョンの新曲と旧曲で文字と背景の配色が反転し、またHAPPY SKY以降では新曲のタイトル用標準フォントも変わる)。曲によってはタイトルが通常とは別のフォントやロゴマークになったり、曲オリジナルの背景が使用されることがあるが、すべての曲が同一フォーマットに統一されたバージョンもある。
ダブルプレー時のムービーはバージョンによって表示の仕方に違いがあった。6th styleまではダブルプレー用の汎用ムービーが表示されているのが基本であった。7th style以降、新曲に関してはシングルプレーと同じムービーが左右2つずつ、計4つの小型ムービーが出力される仕様に変更。9th style以降ではシステムの大幅更新もあり、全曲においてシングルプレーと同じムービーが4つ出力されるようになる。加えてDistorteD以降ではレイヤーも出力されるようになった[13]。
家庭用への収録の際にムービーが差し替えられるケースがある。家庭用で追加された専用ムービーは、後にアーケード版にも移植されることが多い。最近では性的表現を含んでいる専用ムービーが差し替えの対象となる傾向もある。
歴代バージョン
アーケード版
- beatmania IIDX(1999年2月26日稼働開始)
- キャッチフレーズは「時代を震わす鼓動を刻め!!」
- モニターに40型の東芝製リアプロジェクションテレビ(40Z1P)を使用(ただしモニターの仕様上、外光が入る場所・照明が強い所だと画面が見えにくかった)。筐体内部はTwinkleというPlayStationベースの基板を使用しており、画面中央のムービーは基板からではなく専用のビデオCDプレイヤーから再生されている映像を合成していた。この筐体仕様は5th styleまで受け継がれている。
- VEFXボタンはVEFXの種類の切り替え(KEY CONTROL・ECHO・SURROUND 1~3の5種類)、スライダは左からVEFX(VEFX効果の大きさ・KEY CONTROLの時はピッチシフトの大きさ)・low-EQ(低域成分)・hi-EQ(高域成分)・track volume(バッキングサウンドのボリューム)・play volume(プレイサウンドのボリューム)の設定に対応していた。substreamまではbeatmaniaと同様、DANCERが登場。
- 本作品に限り、「1st style」と呼ばれる場合がある。
- 判定仕様も、GOLDのアップデートと変わってない模様。初代から、一部は判定の厳しい曲もある。
- beatmania IIDX substream(1999年7月27日稼働開始)
- キャッチフレーズは「The next respect」
- マイナーチェンジモデル。substream及び2nd styleはDance Dance Revolutionとのリンク機能がある。
- beatmania IIDX 2nd style(1999年9月30日稼働開始)
- キャッチフレーズは「譜面(ビート)の向こうへ駆け抜けろ。」
- 本作品から、オプションに「HI-SPEED」を追加。
- beatmania IIDX 3rd style(2000年2月25日稼働開始)
- キャッチフレーズは「WELCOME TO THE CYBER-beat-NATION」
- 現在のNORMALの礎となるLIGHT7/LIGHT14が登場。
- 版権曲や、初代のオリジナルは多く削除された。
- オプションに「SUDDEN」を追加。
- beatmania IIDX 4th style(2000年9月28日稼働開始)
- キャッチフレーズは「TRIP THE DEEP」
- 過去に削除された楽曲が初めて復活した。
- オプションに「EASY」を追加、EXPERTのコースに筐体選曲ランキングコースが登場。
- beatmania IIDX 5th style(2001年3月27日稼働開始)
- キャッチフレーズは「IIDX FOR THE NEW CENTURY」[14]
- HI-SPEEDが3段階になる。
- このバージョンまでは、JUST GREAT判定が赤と黄色の交差で光る。
- オプションに「AUTO-SCRATCH」を追加。
- beatmania IIDX 6th style(2001年9月28日稼働開始)
- キャッチフレーズは「艶~THE PRIMARY VIVID IIDX」
- 曲ごとにオプションが選択できるようになる。オプションに「HARD」を追加。ハードウェア面では画面中央の動画ソースがビデオCDからDVDに変更され、末期には長期稼働によりDVDプレイヤーの故障が多発し供給元の「Victor」ロゴが表示されたままになっていることもあった。
- 判定文字も変更された。
- beatmania IIDX 7th style(2002年3月27日稼働開始)
- キャッチフレーズは「JEWEL SHOWER」
- プレイモードに「段位認定」を追加。
- 5KEYSモードがオプションになった。
- beatmania IIDX 8th style(2002年9月27日稼働開始)
- キャッチフレーズは「Break the Future!」
- この頃には純正40インチリアプロジェクションモニターの長期稼動による故障が多発しており、供給元の部品枯渇により一部の店舗で36インチワイドブラウン管テレビまたは42インチ液晶パネル・プラズマディスプレイの筐体取り付けブラケット及び取付ボックスを試行的に提供。当時は40インチが主流であり、36インチでは画面が小さくプレイしづらいとユーザーには芳しくなかった。また液晶パネルやプラズマディスプレイでは表示の遅延に悩まされた。
- beatmania IIDX 9th style(2003年6月25日稼働開始)
- 本作からe-AMUSEMENTに対応。インターネット回線と磁気カードを使って全国の筐体から各プレイヤーのプレイデータを記録するようになった。これ以降アップデートや要素の解禁などもオンラインで行われるようになる(10th styleまではオフライン用のバージョンも用意されていた)。
- 筐体にも大幅な仕様変更が行われモニターが東芝製36型ワイドブラウン管モニターに変更となったほか、内部システムもTwinkleからWindows XP(組み込み向けのWindows XP Embedded)搭載のPCベースとなりソフトウェアはPCに搭載するハードディスクで提供されるようになった。このハードウェアの変更により、キーレスポンス判定のばらつき・判定の遅延(無反応)・音量バランスや音質の劣化といった問題が発生する。e-AMUSEMENTの対応に伴い、筐体の左右スピーカーの下部に磁気カードリーダが設置。VEFXについては機能そのものがなくなった。足下のスタンドのデザインが更新されており、8th styleまでの筐体に対しても劣化を考慮して張り替え用のパネルが配布されている。なお9th style稼動時点で設計変更が行われた筐体はほとんど出荷されておらず、10th style以降に多くが出荷される。この事から8th style迄の筐体を初代筐体・本作以降に出荷された筐体を10th筐体と呼ぶ事が多い。
- 判定文字の変更は6th stye以来2回目となる。8th styleまでキービームが緑だったが、今作では青に変更された。
- 8th style以前よりもHDDの寿命がはるかに短いとされ、大半は廃棄されたと思われる。
- beatmania IIDX 10th style(2004年2月18日稼働開始)
- キャッチフレーズは「「十」代重ねるビートの血脈。「重」く響き渡る脈動。「充」たされるBLOOD。」
- 筐体にVEFXが8th style以前とは異なる形で再実装された。VEFXのボタンはVEFX有効(スライダーにて選択)・EQ-MODE(イコライザー・フィルターのみ有効)の切り替えに使用し、各スライダーには左から順番に、VEFXの種類切り替え(ECHO5-1・REVERB1-3の8種類)・low-EQ(低域成分)・hi-EQ(高域成分)・filter(ハイパス(ローカット)フィルターのカットオフポイント)・play volume(プレイサウンドのボリューム)が充てられた。ゲーム面ではDJ POINT制(IIDX RED以降の仕様とは異なる)、クリアランプ毎にフォルダが分類される「ネットワークカテゴリー」、クリアランプに「EASY CLEAR」の追加。難易度表記が7段階表記(実質8段階)から、正式に8段階表記になる(それにより、表記上の最高難易度が7+(光っている7)から8に変更された)。
- キーレスポンスのずれは9th styleとほぼ変わらない状態。HDDの寿命もかなり短いとされ、大半は廃棄されたよう。
- 稼働当時から9th styleと同様、プレイ中の遅延やフリーズなどのバグが問題になってたらしく、これらの原因によってあまり稼働しなかったという。
- beatmania IIDX 11 IIDX RED(2004年10月28日稼働開始)
- キャッチフレーズは「赫(あか)に、染まりな。」
- 本作からタイトルの付け方が変化し、シリーズ何作目かを示す番号の後ろに作品ごとのテーマがつけられるようになった。ゲーム中使用されるスキンなどはテーマに応じたデザインに統一されるようになり、本作では赤色を基調としたデザインが徹底されている。[15]この作品以降に発売された筐体では足元のスタンドにバージョンに応じた色がついている(本作では赤色)。e-AMUSEMENTを通してプレイ中に他のプレイヤーのスコアと比較する「スコアグラフ」機能が追加。9th styleから問題であった遅延が体感でわからない程度まで解消された。難易度表記が8段階表記から、実質9段階表記に変更(それにより、表記上の最高難易度が8から8+(光っている8)に変更された)。HARD適用時や段位認定・EXPERTで30%補正が追加。クリアランプに「HARD CLEAR」が追加。このバージョンからHARDオプションの仕様が変更された。
- HI-SPEEDが4段階になる。
- 本作品では9th styleで問題になったキーレスポンスのずれが見直しされているが、一部楽曲では解消されていないところもあった。
- beatmania IIDX 12 HAPPY SKY(2005年7月13日稼働開始)
- キャッチフレーズは「Just Got Splash Beats!」
- 青色を基調とした清涼感のあるデザイン。譜面の名称をNORMAL・HYPER・ANOTHERに変更。オプションにコアユーザー向けの+(SUDDEN+とHIDDEN+)を追加。難易度表記が8段階表記(実質9段階)から12段階表記に変更、ANOTHERにも難易度表記が付くようになった。今作のみ全ての新曲に専用ムービーもしくはレイヤーが搭載されている。本作で発売された筐体では足元のスタンドの色は青色(9th style・10th styleと同じ)である。
- HI-SPEEDが0.5刻みになる。
- beatmania IIDX 13 DistorteD(2006年3月15日稼働開始)
- キャッチフレーズは「轟響」
- 黒色と黄色を基調とした重圧的なデザイン。エントリーカードが磁気カードからICカード(e-AMUSEMENT PASS)へ変更となったことに伴い、カードリーダーもICカードリーダーに変更された(外観は変化なし)。この作品以降に発売された筐体では足元のスタンドのデザインが一新された。
- HI-SPEEDに4.5と5.0が追加。初の特殊フォルダーであるCARDINAL GATEが登場した。
- 段位認定モードに、「十段」合格者のみが挑戦できるさらに上の段位「皆伝」が登場。
- beatmania IIDX 14 GOLD(2007年2月21日稼働開始)
- キャッチフレーズは「Are You Ready Come on! It's Party Time!」
- 金色を基調とした煌びやかなデザイン。内部システムの陳腐化による処理落ちに対応するため、より性能を向上させたシステムを導入した筐体を生産(引き続きPCベース)。当初は旧来筐体と新筐体でキーレスポンスに差異が生じていたため、システムアップデートにより是正が行われた。本作から入力機器がUSB1.0からUSB2.0に変更された。この新筐体をGOLD筐体と呼ぶことが多い。
- 筐体にはVEFXにPITCHが追加され、VEFXボタンを押してPITCHにあわせると左端のスライダーを+4度~-4度の範囲でピッチシフトを切り替えられるようになった。クリアランプに「ASSIST CLEAR」が追加。
- システムのアップデート後に、判定仕様が初代~8th styleの状態に戻ったと考えられる。キーレスポンスの見直しはRED以来2回目となる。
- beatmania IIDX 15 DJ TROOPERS(2007年12月19日稼動開始)
- キャッチフレーズは「「撃鉄(トリガー)」は引かない。「戦律(せんりつ)」を打て。」
- 迷彩色を基調とした攻撃的なデザイン。このバージョン以降、STANDARDでの難易度グラフ(★の数を表したもの)が廃止され難易度数値の数字のみの表示となった。ゲームプレイモードに「TUTORIAL」を追加。ブラウン管の資材調達が困難になっているためか、この作品以降に発売になった筐体のモニターは37インチワイド液晶モニターとなった。しかし純正モニターであっても液晶モニターには表示遅延が発生するため、表示遅延を考慮して判定タイミングを調整するDISPLAY TYPE設定が追加されている。この筐体はDJT筐体(DJ TROOPERSの略称)と呼ばれることがある。
- beatmania IIDX 16 EMPRESS(2008年11月19日稼働開始)
- キャッチフレーズは「超(ちょう)、頂(ちょう)、蝶(ちょう)、煌(きらめ)く―。」
- 鮮やかなピンクを基調とした華やかなデザイン。ゲームプレイモードに「HAZARD」を追加。この作品ではターンテーブルの形状が変更になっており、従来のフラットなものから網目状の凹凸が付いた形状になりより軽い力で回転できるようになっている。ターンテーブルについては、従来のフラットなものを旧皿、本作以降の凹凸付のものを新皿もしくはEMP皿(EMPRESSの略称)や姫皿(姫:EMPRESSの愛称)と呼ぶことがある。また、この作品以降に発売された筐体では足元のスタンドの色がDistorteD以来の黄色からピンク色に変更されている。オープニングが廃止。
- beatmania IIDX 17 SIRIUS(2009年10月21日稼働開始)
- キャッチフレーズは「音条の響、光条の輝。」
- 銀色を基調としたメタリックなデザイン。ゲームプレイモードに「PARTY」「LEAGUE」を追加。ノートの種類に「チャージノート」「バックスピンスクラッチ」を追加。稼動途中の2010年3月8日よりjubeatとの連動で一部jubeat収録楽曲が移植され条件を満たすとプレイ可能となった。
- beatmania IIDX 18 Resort Anthem(2010年9月15日稼動開始)
- キャッチフレーズは「Blaze through the resort party!」
- オレンジを基調とした南国風なデザイン。 新たにコナミ電子マネーPASELIに対応した。ゲームプレイモードにPASELI専用の「PREMIUM FREE」を追加。また稼働途中に「STORY」モードが追加された。
- GOLD以来の新筐体(BOSE製高品位スピーカーの追加)が発表されているが、DJ TROOPERS以来の筐体との相違点はサイドスピーカーが従来のBOSE製スピーカーから前述のBOSE製高品位スピーカーへの変更された程度である[1]。
- 2011年3月11日から開催されたAPPEND FESTIVALにおいてjubeat knitと7月14日から開催された新たなBEMANI連動サービス『Lincle Link』第1弾においてREFLEC BEATとそれぞれ連動した楽曲解禁が行われた。
- 本作ではゲームの進行に支障が出るバグが多く見られた[16]。
- 9th styleではキーレスポンスのばらつきが確認されているが、今作ではスクラッチレスポンスのばらつきが確認されている。
- beatmania IIDX 19 Lincle(2011年9月15日稼動開始)
- キャッチフレーズは「可憐(ラブリー)×響音(ドライブ)=新連鎖(ニューリンクル)。」
- 水色を基調とした未来的なデザイン。GAUGEオプションに「EX HARD」、ゲームプレイモードに「FREE PLUS」「STEP UP」、プレイヤーの分身となるアバターキャラ「クプロ」、クリアランプに「EX HARD CLEAR」が追加。また「HELP BUTTON」「MUSIC PREVIEW」といった新機能が搭載された。エンディングやスコアランキングなどが廃止された。
- Resort Anthem同様新筐体が発表されており「クイズマジックアカデミー」や「ポップンミュージック」に採用されている非接触式カードリーダー(Felica対応)が採用されている。
- 10th style以降生じていたキーレスポンスの問題はGOLD時に是正されたが、スクラッチのレスポンスは今作初めて是正された。
- タイトルの「Lincle」にあるように連結・連動をテーマにしており、jubeat copiousやREFLEC BEAT limelightとの連動企画であるLincle Linkが前作から引き続き行われている。
- beatmania IIDX 20 tricoro(2012年9月19日稼働開始)
- キャッチフレーズは「輪音転奏(Next Link Various Tunes Change The World [TRI] For The Future !!!)。」
- イメージカラーは白+赤・黄・青の原色でそれぞれの色に対応した3大イベントが順次開催された。
- 筐体を新規購入した店舗は9月19日より、その他の店舗は9月25日より稼働開始。
- DJ TROOPERS以来の液晶や足元のステージ新調が行われ、HD解像度(720p)対応となり新型及び従来の液晶モニターではHD解像度での表示となる(ブラウン管筐体はHD解像度に非対応の為、従来通りの解像度となる)。また、この新筐体はカードリーダーが筐体に埋め込まれた形に変更されている。この筐体はtricoro筐体と呼ばれることがある。
- ゲーム中に一定の条件を満たすことによって取得できる実績システム「トランメダル(金・銀・銅)」、日替わりで3曲指定され、指定された曲を全てプレーするとDELLARが獲得できる「今日のイチオシ」が追加された。
- 判定文字の変更は3回目となる。
- この作品以降から、オフラインで稼働することが不可能となった。tricoro以降の作品の楽曲が削除された場合、アーケードではプレイ不可となる。
- beatmania IIDX 21 SPADA(2013年11月13日稼動開始)
- キャッチフレーズは「鍵士とは、叩っ斬ることと みつけたり。」
- イメージカラーは黒と赤。
- SPADA(スパーダ)は「剣」を意味するイタリア語。テーマは「厨二病」とダーク・ファンタジー。
- リザルト画面が大きく改良され、tricoroでは隠し表示だったFAST/SLOW判定数表示が正式表示へと昇格し、HARD・EX HARDでクリアに失敗してしまった場合、「DEAD POINT」が表示されるようになった。なお、20万点スコア表示はプレー画面のみとなった。同社が開発したサイト及びスマートフォン向けアプリ「e-AMUSEMENT」との連動機能を実装しており、リザルト画面をほぼそのまま投稿することができる。
- 細かい点では「†渚の小悪魔ラヴリィ~レイディオ†(IIDX EDIT)」において『jubeat・GITADORA・DDRのTriple Journey』で専用ムービーが追加されたため、これに合わせて汎用ムービーが専用ムービーとなった。また、トランメダルには新たに「プラチナ」が追加された。
- 上述した通り、プレースタイルの選択が曲ごとに行えるようになる。
- tricoro筐体をベースに、マイナーチェンジされた新筐体も供給された。この筐体はSPADA筐体と呼ばれることがある。
- 2014年4月現在、先述したONE MORE EXTRA STAGE専用楽曲及び、過去に削除され、今作で新たに復活した曲は存在していない(前作の復活曲は引き続き隠し曲扱いになっている)。
- 2014年4月23日のアップデートでコインプレーとPASELIプレーで差別化が図られた。消費増税前ではプレミアムフリー10分制408Pの店舗もあったが、4月23日のアップデート後で設定が変更された。
- 例とすると120Pの店舗ではプレミアムフリー10分制が204Pに。
- beatmania IIDX 22 PENDUAL(2014年9月17日稼働開始)
- キャッチフレーズは「時、行き交う。弐つの振音」
- テーマは「時」、イメージカラーは白と赤紫。
- PENDUAL(ペンデュアル)は、英語の「Pendulum(振り子)」と「Dual(二重)」を組み合わせた造語。
- 今作からプロデューサーがKAGEからDJ YOSHITAKAに交代。
- 画面・システムサウンド等のテーマが「現在」「未来」の2種類用意され、日によって入れ替わる。また該当テーマが設定されている日しかプレーできない専用楽曲もある。
- EX-COMBO、R-RANDOM、EXPAND-JUDGEといった新しいオプションが追加された。
- 前作まで使われたゲーム内通貨「DELLAR」に代わり、新通貨「FRICO」が導入された。
- 2014年12月22日にはeAMUSEMENT購買部にて、現代バージョンと未来バージョンを切り替えられる「時の砂時計」の取り扱いが開始された。
- 期間限定でSUPER FUTURE(7/10~9/1)のイベントも行われている。copulaの先行2曲が遊ぶことが出来るが、「時の砂時計」が5個必要。
- 2015年2月14日にはLincle以降、約2年5ヶ月ぶりにEXPERTモードが復活した。
- beatmania IIDX 23 copula (2015年11月11日稼働開始)
- 最新作。キャッチフレーズは「毎日が、輝く自分への始発駅。」
- テーマは「電車、列車」「繋がり」。イメージカラーは黄メインに青のアクセント。
- HELL CHARGE、ASSISTED EASYといったオプションやMOVIE PREVIEWが実装された。[17]
- 今作の通貨は「ピュラー」。
PC版オリジナル
- beatmania IIDX INFINITAS(2015年12月1日正式サービス開始)
- e-AMUSEMENT CLOUDサービスで展開。
- EMPRESS以降6年ぶりとなる家庭用で、IIDX17 SIRIUSをベースにしている。
家庭用
beatmaniaシリーズがPlayStationで発売されていたのに対し、こちらはすべてPlayStation 2用ソフトとして発売されている。
タイトルの後ろに☆がついているタイトルは、コナミスタイルにて限定販売の特別版も存在する。
- beatmania IIDX 3rd style(2000年11月2日発売)
- beatmania IIDX 4th style -new songs collection-(2001年3月29日発売)
- beatmania IIDX 5th style -new songs collection-(2001年8月30日発売)
- beatmania IIDX 6th style -new songs collection-(2002年7月18日発売)
- beatmania IIDX 7th style(2004年5月13日発売)[18]
- beatmania IIDX 8th style ☆(2004年11月18日発売)
- beatmania IIDX 9th style ☆(2005年3月24日発売)
- beatmania IIDX 10th style ☆(2005年11月17日発売)
- beatmania IIDX 11 IIDX RED ☆(2006年5月18日発売)
- beatmania IIDX 12 HAPPY SKY ☆(2006年12月14日発売)
- beatmania IIDX 13 DistorteD ☆(2007年8月30日発売)
- beatmania IIDX 14 GOLD ☆(2008年5月29日発売)
- beatmania IIDX 15 DJ TROOPERS ☆(2008年12月18日発売)
- beatmania IIDX 16 EMPRESS+PREMIUM BEST ☆(2009年10月15日発売)
- beatmania(北米版)(2006年3月28日発売)[19]
EMPRESS+PREMIUM BEST発売前後に家庭用開発チームの中心的存在であるL.E.D.こと角田利之がブログなどで「今作がPS2では最後」と発言している。『EMPRESS+PREMIUM BEST』はPlayStation 2では最後の作品ながらシリーズ初のディスク2枚組であり、過去に収録された楽曲で人気だったものを再収録。合計収録曲は過去最高の180以上と膨大な曲数になった。
家庭用では「新曲のほぼ全部+旧曲からいくつか+家庭用オリジナル新曲」という収録方法がとられている。5th style・6th styleでは裏EXコースを再現する方向で旧曲がセレクトされていたが、7th style以降は家庭用オリジナルEXPERTコースを収録するようになった。そのためどの旧曲がセレクトされるかが話題になることがある。10th styleまでは1作前の楽曲も再録されていたが、IIDX RED以降は基本的に2作より前の楽曲が対象となっている(例外はDistorteDに再録された冥とPREMIUM BESTに収録されたDJ TROOPERSの曲のみ)。また、アーケードでは既に削除されている曲も再録されるようになった。これらの再録曲には、新しくANOTHER譜面が追加される事もある。またDistorteD以降はbeatmaniaシリーズからの復刻移植が行われるようになり、新規の7鍵譜面に加えてbeatmaniaでの5鍵譜面も収録されている。
4th styleから6th styleには「-new songs collection-」という副題がついているが、他と同様に旧曲も収録されている。『4th style』は旧曲が2曲のみと少なかったが、5th style・6th styleでは以降の作品と同程度に増えた。
6th styleの発売以降、続編の制作がしばらく凍結された。コナミスタイルのカスタムファクトリーにユーザーからの希望が多数寄せられたことで続編制作プロジェクトが開始され、1万人のアンケート回答、2万人の製品予約を経て7th styleが制作された[20][21][22]。7th styleではシリーズの家庭用移植再開が最優先課題とされたためか、いわゆる「家庭用オリジナル新曲」が一切存在していない。同作ではタイトルロゴが表示される前に商品化が実現したことについての感謝の言葉が表示されている。また、7th style以降の作品ではエンディングのスタッフロールに「All beatmaniaIIDX players」という一文が追加されている。
EMPRESS以降PC用が発表されるまで再び家庭用の製作が凍結されていた。そのためユーザーから家庭用続編の発売を希望する声が上がっているがコナミの通販サイトコナミスタイルは「現在家庭用beatmaniaⅡDXの発売予定は無い」とTwitter上で発表していた[23]。がIIDX INFINITASのクローズドアルファテスト開始により凍結は解消された。
携帯電話アプリ版
- beatmaniaIIDX(Ver.1.0.0)
コナミが運営する携帯電話向けゲームサイト「コナミネットDX」内にある、『beatmaniaIIDX』の携帯電話用アプリ版。
アーケード版・家庭用とは違い、容量や携帯電話の仕様の関係で多少の違いがある。
- ムービーは映像が動かず、数枚の静止画の切り替えになっている(「少年A」など、ちょっとした動画がくわえられている物もある)。
- 曲の長さは1分前後に短縮。また、基本的に着メロと同様すべてインスト曲化している。
- ボタンを押しても音は出ず、BGMのタイミングに合わせて押すのみとなっている。
- 譜面のレベルは「EASY」、「NORMAL」、「HARD」の3段階。
- ボタンが7つではなく、5つ。ボタンの操作の対応は変更可能。
DJ LEVELが「B」以上(一部「AA」以上)になるとスペシャル画像が表示され、エンディングが流れる。またスペシャル画像は特定の週になると、DJ LEVELに関係なく表示される。
さらに、一部の収録曲では決まった規定に達するとスペシャル画像とは違う隠し画像が表示される。
上記とは別にパチスロ『beatmania』の関連アプリとして、上記とシステムが類似した『beatmania GAMEアプリ』も配信されている。ただし、こちらはスクラッチ+4ボタンとなっている。beatmania (パチスロ)も参照。
パチスロ
タイトルは『beatmania』だが、扱われている題材は『beatmania IIDX』である。
脚注
脚注[編集] ^ tricoroのSTEP UPモードで入学する学校名が「弐寺高等学校」であり、事実上公式で認知された略称ということになる。 ^ 専用コントローラには拡張端子が用意されているが2012年現在、追加オプションは発表・発売されていない。 ^ SPADA以降は、リザルト画面から20万点スコア表示が廃止されている。 ^ 公式サイトのインターネットランキングのページに注意書きがある他、6th style公式サイトでは多人数プレイのスコアを登録しないようにとスタッフがコメントした。 ^ Lincleでは東海道五十三次を1年かけて旅をする、tricoroでは高校生活3年間を送る、SPADAでは世界を巡って敵を倒す、PENDUALでは各時代にタイムマシンで移動し、歴史改竄を企むボスに勝負を挑む。copulaでは勇者からバイトへ転職したクプロが、各駅の店舗に赴いて店を手伝う。 ^ ゲージは100%から開始するHARD・EX HARDオプション時と同様のもので、空打ちPOORを出すとゲージが減り、ゲージが無くなった場合もクリア失敗になる。しかし、tricoro以降は空打ちPOORを出してもゲージはほとんど減少しなくなったため、ゲージが無くなる可能性は実質ないと言える。 ^ 最高難度の数字が虹色に光っているものは、さらに難しい譜面であることを示した。 ^ 10th styleまではシングルプレー・ダブルプレー共に減少率が現在より多く、回復量も少ないうえ、30%補正も存在しなかった。 ^ 2nd styleまでは黒鍵盤を自動化する「4KEYS」というモードも存在していた。 ^ 赤いグラフに指定できる対象はその筐体におけるベストスコアおよび平均スコア(tricoroで廃止)、譜面毎のランクボーダーに到達するペースでグラフが伸びるPACEMAKER(家庭用DistorteD・アーケード版DJ TROOPERSより。PACEMAKERの種類はA・AA・AAA)、%刻みで設定できるPACEMAKER(Lincleより)(以上は全ての筐体で選択可能)、全国のベストおよび平均(e-AMUSEMENT対応筐体のみ)、都道府県別および取得段位別のベストもしくは平均点(エントリーカード使用時)、登録したライバルの成績(HAPPY SKYより、エントリーカード使用時。なおDistorteDで複数人登録したライバルの中でのトップと平均点が追加された)。 ^ ゴーストはEXスコア基準なので、別難易度だと全く意味が無くなる。 ^ その名残として商標表記が4th styleまでがbeatmaniaII(TM)DXとなっており、5th style以降がbeatmaniaIIDX(TM)/(R)となっている。 ^ DJ TROOPERS~SIRIUSでは上半分のみ出力、Resort Anthem~Lincleでは左上のみ出力されていた。 ^ 公式サイトではIIDX OF A NEW CENTURYと表記されている。 ^ 本作のIIDX REDは「IIDX -REVOLUTIONARY ENERGETIC DIVERSIFICATION VERSION-」の略である。 ^ 表示される数値などは違っても記録データには支障が出ないものもあった。一時期は曲選択画面でコイン投入音などが鳴りまくり、選択ができないというバグも。 ^ 公式ロケテスト情報 ^ 販売開始当初はコナミスタイル専売商品だったが、2004年8月5日に一般販売された。また、このタイトルから『-new songs collection-』が外れている。 ^ 家庭用9th styleをベースにしており、兄弟シリーズのbeatmania(5鍵盤譜面のみ)の楽曲も多数収録されている。タイトルが「beatmania」であるが、beatmania IIDX(7鍵盤譜面)の楽曲の方が多く収録されており、実質「北米版beatmaniaIIDX」である。また日本版には収録されていない楽曲が6曲存在し、自分のプレイを保存して再生できるリプレイモードがある。 ^ コナミスタイル、PS2「beatmania IIDX」続編制作プロジェクトで1万人アンケートを実施 GAME Watch(2003年9月27日) ^ コナミスタイル、PS2「beatmania IIDX 7th style」12月24日までに2万人が予約すれば商品化決定 GAME Watch(2003年11月24日) ^ コナミスタイル、PS2「beatmania IIDX 7th style」目標予約数を達成し商品化を決定 GAME Watch(2003年12月25日) ^ [1]
関連項目
外部リンク
游戏内容相关名词
- bm2DX/2DX :beatmaniaIIDX的略称(读作two-d-x)
- 2BX:中国玩家对由尚莹代理引进的中国大陆特别版 双2P
- IIDX机台的称呼(读作二逼-x)
- 弐寺:(にでら,读Ni de ra)日本玩家对IIDX的称呼,IIDX中DX为Deluxe的缩写,日文读做デラックス,にデラックス→にでら
- 左:2DX日本本土机型beatmaniaIIDX 20 tricoro,右:尚莹代理引进大陆的狂热节拍IIDX
- 可以看到,中国大陆版的IIDX筐体不同于原版的IIDX ,1P位的搓盘在右边
- AC:Arcade,街机
- 筐体:整个街机机台
- CS :Console,家用机, 2DX在PS2平台有家用机版本
- (2009年10月15日发售的『beatmaniaIIDX 16 EMPRESS+PREMIUM BEST』是家用PS2版IIDX的最后一个版本)
- BGM:Background Music,即背景音乐
- BGA:Background Anime,即背景动画
- OST :Original Soundtrack,原声带
(IIDX15~20的OST CD封面图)
- E-PASS:e-AMUSEMENT PASS卡,KONAMI为其街机系列游戏制作销售的识别玩家游戏ID用的卡片,有保存玩家资料、解禁歌曲和线上服务等功能,目前只有日本、香港、澳门、台湾、新加坡等地区的机台能使用e-PASS卡进行游戏,中国大陆的2BX机台没有联网,更不能使用E-PASS卡(上图为beatmania IIDX 19 Lincle 限定e-AMUSEMENT PASS)
- 皿/搓盘:(TurnTable 或者 Scratch)皿=碟=盘子=搓盘,控制器上的转盘
- 1P:使用街机左边的键盘和搓盘进行游戏,搓盘在键盘左侧
- 2P:使用街机右边的键盘和搓盘进行游戏,搓盘在键盘右侧
- SP:Single Play,一个人控制一边的键盘与搓盘进行游戏的模式
- DP:Double Play,一个人控制两边的键盘和搓盘进行游戏的模式,使用的谱面与Single Play不同,专为一个人控制两边而设计
- Battle Play:两个人各自使用一边的键盘和搓盘进行游戏,两边都使用Single Play的谱面
- 段位认定:认定玩家游戏实力的模式,从易到难的排列为七级到一级再从初段到皆传
- Note:在IIDX这里指游戏进行中各轨道落下的音符
- LR2:Lunatic Rave 2,一款由日本玩家开发的模拟IIDX的自制程序,可以玩BMS谱面
- BMS:历史悠久的自制谱面文件格式(使用了IIDX皮肤的LR2)
2BX的奇怪翻译相关
- 由于尚莹工作的不细致,2BX的游戏界面中许多文字翻译的不三不四稀奇古怪甚至有错别字
比如:
- 过关平价(超市?):CLEAR RATE,过关评价
- 总和名声:ALL NOTES,这首曲子的Note总数
- 快活计量表:显示在演奏进行中的计量表,一般称为“血槽“(在下文中我把它翻译成计量槽)
- 嫡传(?!):段位认定中的皆传(虽然2BX现行版本还没有解禁皆传)
游戏内设置/成绩相关
- HI-SPEED:缩放小节线之间的距离(增加为放大,减少为缩短,绿字/绿色数值=note在轨道显示的时间)
- SUD+:上方的挡板(白字/白色数值=挡板位置)
- PACERMAKER A: 使单人游戏中的图表显示你的成绩与A等级判定的对照
- 爆发:击键出黄GREAT和以上判定时候会出的闪光
- 発狂: 谱面难度突然上升,局部难度远难于同曲其他部分
- FAST:击打NOTE过早
- SLOW:击打NOTE过晚
- all notes→total notes(这个一开始是我说的,后来发现有错,在此说声抱歉…)
- 表示难度的简称,一般用于描述成绩
- B:Beginner,绿谱,面向初心者的简单谱面,只有少量歌曲有这个难度
- N:Normal,蓝谱,普通难度的歌曲,12代以前称为LIGHT 7(DP为LIGHT 14)
- H:Hyper,黄谱,中级难度的歌曲,12代以前为7KEYS(DP为14KEYS)
- A:Another,红谱,高级难度的歌曲
- 黑A:黑色的Another,定位比红谱Another更难的谱面,只有CS版本的IIDX 15、IIDX16中有,街机版不存在这个难度
- (组合缩略词示例:SPA=Single Play Another、DPH=Double Play Hyper)
特殊模式
- MIRROR:谱面的键盘Note左右镜像
- RANDOM:谱面的键盘Note整列随机调换位置
- S-RANDOM:谱面的键盘Note单个随机调换位置
- EASY:开启这个模式可以减少80%的计量槽掉落量
- HARD:计量槽变为一开始100%,减到0%时强制结束游戏的模式
- EX-HARD:与HARD模式相比,计量槽掉落量增加到原来的2倍,增加量不变
过关评价
- CLEAR:指满足要求地完成一首歌曲(普通模式计量槽80%以上,HARD/EX-HARD模式计量槽不为0%),未达成条件即为FAILED
- COMBO:指连击数
- GREAT/黄GREAT:普通的GREAT
- 闪GREAT/P-GREAT:Just GREAT/Perfect
- GREAT,表示比GREAT击打得更准确
- FC:Full Combo的简称,指全连。即音符全部打中,FC后选歌界面歌曲亮白闪灯
- HC:指HARD
- CLEAR,歌曲亮白灯
- EXHC:指EX-HARD
- CLEAR,歌曲亮黄红交替的闪灯
- EX SCORE:游戏判定分数(以闪GREAT+2分、GREAT+1分计算)
HDD运行技术相关
- HDD:Hard Disk Data,指街机硬盘中解密出来的能在PC平台上运行的游戏数据。
- crack:一般指破解的核心程序。
- config:定义游戏按键输入的程序
- Test模式:只有街机厅一方才有权限修改的选项,可以修改投币数、游戏曲目数等等
- Services:游戏使用的一个按键,一般按一下等于投一个币,在自检出错画面有些情况按这个键可以进入游戏
- timebase:游戏中校准铺面延迟的问题(也称声像问题)的软件,但是还是只有专机显卡可以彻底解决不同步问题。19代HDD开始无法使用,19代HDD final版后启动新帧数机制,此工具被全面淘汰。
- 专机:就是电脑硬件配置和软件都与街机机台接近(主要是显卡)的电脑主机,配专机是为了达到游戏的最佳体验效果(20HDD发布之后,由于音画不同步现象几乎消失,所以现在大多数PC兼容机都能很好地运行)。
- 专机显卡:ATI X1300显卡是街机的标准硬件配置,19代之前的HDD不使用专机显卡无法解决音画不同步的问题,而且多数非专机显卡显卡有画面切线问题。20代后专机显卡为ATI E4690。
- 切线:指许多没有使用专机显卡运行HDD的画面出现以对角线为分割、两边图像错位的现象(一个图像可能不只有一条切线,不同显卡错位的程度也不一样)。20代后此问题彻底消失。
- KDZ: IIDX 19代的版本号
- LDJ: IIDX 20代的版本号
- DJ Hackers:致力于破解音乐游戏的黑客们
- Tau:BEMANI系列音乐游戏破解的主作者,PW网和Bemanitools的创始人之一。主开发IIDX、SDVX、POPN等游戏运行框架。
- Mouseish:PS网创始人之一,专机理论雏形的作者,理科专机理论的启蒙人之一。
- zyp:DJHackers成员,主开发Jubeat、RB等游戏运行框架。Arcin pcb作者。
- bemanitools:Tau开发的对应BEMANI游戏的运行程序。现有3G版本(正式版4.24)和4G版本(alpha测试,程序员用)。
联网与模拟E-PASS卡
- PW网:DJ Hackers和一帮喜欢音游的财主和欧美等国家机厅联合推出的街机用网络,跟KONAMI的街机网络同步。从KONAMI为海外提供官方网络服务后关闭服务。
- PS网:mouseish建立维护的个人用可供HDD使用的非商业网络服务。
- 虚拟串口/VSPD:模拟COM端口的软件,模拟E-PASS卡所必须的软件(也有使用DLL免模拟COM的方法,不过只支持到18代)19代后基本停止使用
- PIN:游戏中插卡后输入的密码
- ICC:模拟e-PASS卡的软件
- e-amuemu:IIDX HDD联网服务器端模拟软件(目前只支持到18代)
- ↑ tricoroのSTEP UPモードで入学する学校名が「弐寺高等学校」であり、事実上公式で認知された略称ということになる。
- ↑ 専用コントローラには拡張端子が用意されているが2012年現在、追加オプションは発表・発売されていない。
- ↑ SPADA以降は、リザルト画面から20万点スコア表示が廃止されている。
- ↑ 公式サイトのインターネットランキングのページに注意書きがある他、6th style公式サイトでは多人数プレイのスコアを登録しないようにとスタッフがコメントした。
- ↑ Lincleでは東海道五十三次を1年かけて旅をする、tricoroでは高校生活3年間を送る、SPADAでは世界を巡って敵を倒す、PENDUALでは各時代にタイムマシンで移動し、歴史改竄を企むボスに勝負を挑む。copulaでは勇者からバイトへ転職したクプロが、各駅の店舗に赴いて店を手伝う。
- ↑ ゲージは100%から開始するHARD・EX HARDオプション時と同様のもので、空打ちPOORを出すとゲージが減り、ゲージが無くなった場合もクリア失敗になる。しかし、tricoro以降は空打ちPOORを出してもゲージはほとんど減少しなくなったため、ゲージが無くなる可能性は実質ないと言える。
- ↑ 最高難度の数字が虹色に光っているものは、さらに難しい譜面であることを示した。
- ↑ 10th styleまではシングルプレー・ダブルプレー共に減少率が現在より多く、回復量も少ないうえ、30%補正も存在しなかった。
- ↑ 2nd styleまでは黒鍵盤を自動化する「4KEYS」というモードも存在していた。
- ↑ 赤いグラフに指定できる対象はその筐体におけるベストスコアおよび平均スコア(tricoroで廃止)、譜面毎のランクボーダーに到達するペースでグラフが伸びるPACEMAKER(家庭用DistorteD・アーケード版DJ TROOPERSより。PACEMAKERの種類はA・AA・AAA)、%刻みで設定できるPACEMAKER(Lincleより)(以上は全ての筐体で選択可能)、全国のベストおよび平均(e-AMUSEMENT対応筐体のみ)、都道府県別および取得段位別のベストもしくは平均点(エントリーカード使用時)、登録したライバルの成績(HAPPY SKYより、エントリーカード使用時。なおDistorteDで複数人登録したライバルの中でのトップと平均点が追加された)。
- ↑ ゴーストはEXスコア基準なので、別難易度だと全く意味が無くなる。
- ↑ その名残として商標表記が4th styleまでがbeatmaniaII(TM)DXとなっており、5th style以降がbeatmaniaIIDX(TM)/(R)となっている。
- ↑ DJ TROOPERS~SIRIUSでは上半分のみ出力、Resort Anthem~Lincleでは左上のみ出力されていた。
- ↑ 公式サイトではIIDX OF A NEW CENTURYと表記されている。
- ↑ 本作のIIDX REDは「IIDX -REVOLUTIONARY ENERGETIC DIVERSIFICATION VERSION-」の略である。
- ↑ 表示される数値などは違っても記録データには支障が出ないものもあった。一時期は曲選択画面でコイン投入音などが鳴りまくり、選択ができないというバグも。
- ↑ 公式ロケテスト情報
- ↑ 販売開始当初はコナミスタイル専売商品だったが、2004年8月5日に一般販売された。また、このタイトルから『-new songs collection-』が外れている。
- ↑ 家庭用9th styleをベースにしており、兄弟シリーズのbeatmania(5鍵盤譜面のみ)の楽曲も多数収録されている。タイトルが「beatmania」であるが、beatmania IIDX(7鍵盤譜面)の楽曲の方が多く収録されており、実質「北米版beatmaniaIIDX」である。また日本版には収録されていない楽曲が6曲存在し、自分のプレイを保存して再生できるリプレイモードがある。
- ↑ コナミスタイル、PS2「beatmania IIDX」続編制作プロジェクトで1万人アンケートを実施 GAME Watch(2003年9月27日)
- ↑ コナミスタイル、PS2「beatmania IIDX 7th style」12月24日までに2万人が予約すれば商品化決定 GAME Watch(2003年11月24日)
- ↑ コナミスタイル、PS2「beatmania IIDX 7th style」目標予約数を達成し商品化を決定 GAME Watch(2003年12月25日)
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